世界一のお姫様 4【世界一クラブ】 (ページ31)

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夢:第166話！ページ31

～No side～

女「ご注文
ありがとうございます
少々お待ちください～」

ーガヤガヤ

週末、皆は前回
浅見さんと来た
カフェに来ていた

す「はー、やっぱり事件
解決の後のスイーツは
格別！浅見さんの奢りで
特大パフェ～！」

「でも、何で
またパフェ？」

す「だって前回は味わって
食べられなかったじゃん
皆でリベンジって事！」

徳「(単純に
すみれが気に入ったって
だけじゃないのか？)」←

ーペラッ

光一は呆れながら
週刊誌をめくる

徳「(やっぱり
記事になってたか...
相変わらずAの事は
書かれてないけど...)」

あれから聞いた話だと
もし今回の事件が揉み
消された時の為の保険
だったらしい

「父様から聞いた話だと
録画も録音もされてないから
安心してね」

健「すごい
ステージになったよね！」

和「健太は
悔しくはないのか？」

健「え、悔しいって？」

「まあ、優勝
逃しちゃったしね」

健「うーん、それは
そうだけど...」

女「お待たせ
しました～～」

ーコトッ

女「チャレンジ用特大
6人盛り〈ミラクルスター
パフェ〉です！」

目の前には
バケツよりも一回りも
大きくデコレーションも
豊富なパフェが

「「わあい！」」

ク「大きいけど...可愛い」

「星型のチョコとか特に
...あれ、メニューの写真に
無い筈だけど」

健「僕が追加で
お願いしておいたんだ！
仕上げはこれ！」

ーさらさら

店員からチョコ
クリームを受け取った
健太が描いたのは

すみれ、健太、光一
クリス、和馬、Aの
イラスト

そして最後に

健「せ、か、い、い、ち
く、ら、ぶ...っと！」

健「世界一クラブ
特製パフェの出来上がり！」

ク「すごい...！」

健「これは僕からのお礼！
あ、お金を出してくれたのは
浅見さんだけどね！」←

す「あーあ」

「やっぱり
健太君って」

ク「しまりそうで
しまらないけど...」

徳「＿＿＿
いいやつだよな」

健「えっ...えへへ！
だって僕は光一の親友
だからね！」

徳「えっ」←

健「あ、あと...」

ーすっ

健太は光一の耳元で

健「同じ女の子を狙う
"ライバル"だからね！」

徳「...え
は、はぁ！！？」

健「えへへ！」

徳「ちょっ...健太！」