花の君【MASHLE】

第５話💐ダイナミック出席 ページ7

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「……というわけ」













マッシュの回想が終わり、最初に口を開いたのはフィンであった。
















「ああ……だから、昨日は窓から突っ込んできたんだ」












ガッッッッシャァアアアァアァアアァン！！！！！！！





「ふぅ……ギリギリセーフですな」












「なァァァァァにやってんだマッシュ・バーンデットォ！！！！」















マッシュのダイナミック出席と教師の怒り狂う姿は今でも鮮明に思い出せる。




フィンは困ったように頬を掻いた。

その顔には普段の苦労が滲んでいる。





おそらくマッシュたちに振り回されて地獄を見てきた者だ

面構えが違う




















「そうだ。どうせなら会いに行こう。今暇だし」














「馬鹿なのか？今関わるなと言ったばかりだぞ？？何ならもうお前は関わっているんだぞ？？？
正気か？？？？」















「マッシュくん！これ以上関わったらマッシュくんの魅力に気付いちゃいます！辞めましょうよぅ！」

















「そ、そうだよ。大変なことになりそ………」







「尊いの飛び出し注意だぜそれは」




「 彼はこう言ったんです。『僕と結婚してくれ』って...。」





「オレはよォツラァいいやつが死ぬほど嫌いなんだよ。イケメンくんよォ！」












今更か、という言葉をフィンは飲み込んだ。

















「今更か」














やっぱり漏れた。









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