花の君【MASHLE】

第31話💐静かに、 ページ33

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Side:Blossom











グオォオォオォオォオォオォッッッ！
















近くで死霊の叫び声と、走る音。
















………誰かが襲われてるですね。




















魔法が効かなくて、目が見えない………その上に牛頭なんて、わたしより人間じゃないです。














襲われてる誰かさんには申し訳ないですが、わたしは目の前のこの風船に集中するです。



















だって、























だって、牛頭とか怖いですし！！



















「風船を空気入れでやる………うーん、疲れるからヤです」




























せめて、マッシュさんが居てくれれば…


















仕方ないです、魔法で壊すです。





























「フロース ガーデン」























風船の中に少し多く花を咲かせれば、風船が爆発するはずです。
















パアァァァァァンッッッ！！


















良かった、割れた………









なんかありえないくらい音が大きかったけど、良かったです…！






とりあえず、急いでゴールするです。































































ん？大きな音(・・・・)？























グオォオォオォオォオォオォッッッ！




















「……！………！…………！！！」






























全力で逃げ、何とか牛頭さんを撒く













…………し、死ぬかと思ったです。
































「……！！！！A先輩！！！！」















「エッ、ちょっと、バカ……！」


























大声で名前が呼ばれ、咄嗟にフロースでわたしと相手を隠す。

















不自然な花畑ができてるけど、牛頭さんたちは目が悪いからバレずに済んだです










わたしのフロースで何とか隠れられたですけど、次見つかったら本当にわたしが(精神的に)死ぬです…





















「……ッ！………ッッ！！！」












「ほんとに、何してるですかッ！？(小声)」






































「ドットさんッ………！」











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