花の君【MASHLE】

第14話💐疑わしきは ページ16

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Side:Blossom









やっとの思いで到着したイーストン。







時間を確認すると………マァ半日はかかってないし、切り捨てをしたら０分だから、よし！














先にレインさんが向かったという連絡を貰っているし、レインさんの 魔力を追えばいっか。









「トレイス」














魔法を使ってレインさんの魔力痕を映し出す。




ちなみに効果は30分なので、誰かが見つける前にはこの足跡は消えてるです。便利。

















走って追いかけた先は、行き止まりだった。



フツウのヒトならここで帰るだろうけど、この大天才わたしは違うです。
















「ディスクロズ」





















そう唱えると、床に扉が現れる。




昔使われていた闘技場への階段。秘密基地みたいでカッコいいです。













階段を降りながら、お菓子を食べる。うまうまうま。




















長い階段を降り終え、闘技場に出る。














わ〜懐かし〜！


やっぱり無駄に広〜い！


















わたしも100年くらい前に当時学年一(学内一ではない)のイケメンに呼び出された記憶があるです。






普通に決闘だったからボコボコにしたですけど。

















「！」












闘技場の真ん中でなんか『キリッ』と決めポーズをしてるヒトいる…………







え…なにこれ……コワ…………
















取り敢えず、医務室に送っとくです。


















なんか最近レアン寮の……なんだっけ？アヘン？…………あ、そうだアベルさん。



アベルさんに黒い噂があったようななかったような………。














まぁ、疑わしきはなんとやらと言うし、とりあえずアベルさんをボコボコにするです。












違ったとしても疑われる方が悪いです。














………ていうか、アベルさんはどこに居るです？









…………。



















……………。



























今は道なりに進むです。









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