検索窓
今日:8 hit、昨日:37 hit、合計:153,445 hit

. ページ49

【北斗】




慎太郎と話してから数日後、俺は受け取っていたノートのコピーを渡しに優吾の病院に向かった。





今日は母ちゃんたちは仕事でいなくて、話すときは俺ら二人になる。





その事実に若干の恐怖を覚えつつ、高地の病室に足を踏み入れた。





優吾「....来たんだ。」





北斗「これ、届けに来た。」





優吾「は?何で、これお前が持ってるの?」





俺が慎太郎からもらったノートのコピーを渡すと不機嫌そうな顔をして俺を睨んできた。





北斗「慎太郎が家にわざわざ届けに来てくれたの。」





優吾「なんでお前が慎太郎のこと知ってるの?」





北斗「家に来たから仲良くなったの。」





優吾「そうなんだ。慎太郎ならあり得そうだわ。」





全然距離が縮まる感じもせず、ずっと嫌な空気が俺らの間に流れてる。





北斗「....ちょっと前から心臓に違和感感じてたんでしょ。」





もう何を話していいのかわからなくて、つい核心をついた。





優吾「は?」





北斗「慎太郎が言ってた。最近、早退したりしてたんでしょ。....母ちゃんたちになんで言わなかったの?」





優吾「....迷惑掛けたくねぇから。」





この言葉を聞いた時、慎太郎から聞いていた“学校”での優吾が少し垣間見えた気がした。

移行→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (103 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
485人がお気に入り
設定タグ:SixTONES , 短編集 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Nana6022(プロフ) - yuuさん» すみません…。この作品ではSnowManさんのことを書いていないんです。恥ずかしながら私はSnowManのことをあまりわからないので小説は書けないんですよね…。すみません!わざわざコメントありがとうございます! (2021年6月7日 11時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
yuu - この内容をSnowManで書いて欲しいです!よろしくお願いします! (2021年6月7日 0時) (レス) id: 39bfb84f4b (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - はるきさん» 移行前の最後のリクエスト、ありがとうございます!今回も大丈夫です!リクエスト募集はこれで最後となりますが、最後までお付き合いしていただけると嬉しいです!最後までよろしくお願いします! (2021年5月31日 11時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - みぃさん» リクエスト、ありがとうございます!お受けいたします!前にいただいたリクエストもまだ書けていないので、両方ともみぃさんに満足していただけるようなものを書けたらいいな、と思っております!これからもよろしくお願いします! (2021年5月31日 11時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - Nana6022さん» 助ける役は有岡くん、知念くん、勝利くん、松島くん、長尾くん、大西くん、西畑くん。勝利くんと松島くんが落ち込んでる高地くんを慰める。知念くんと大西くんと長尾くんでジェシーときょもほく、有岡くんと西畑くんで樹と慎太郎の話を聞きそ相談に乗り解決してあげる。 (2021年5月31日 7時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Nana 6022 | 作成日時:2021年4月7日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。