. ページ43
【ジェシー】
まだスタジオで準備をしているスタッフさんたちを俺らはスタンバイしながら待っている。
もう衣装も来て、準備万端。
六人で騒がしく話しながら、今回の新曲の話だったり最近の仕事の話もして。
その時、何処からか『危ない!』という声が飛んできた。
周りにいたメンバーの顔はすぐに青白くなっていて、ふと上を見上げると隣にいた樹の頭上にライトを支えていた棒が一本、落ちて来るのが見えて。
だから、反射的に体が動いてしまって俺は樹の体を思いきり押した。
俺も同時に抜け出したと思ったけど、その棒の先の部分が見事に俺の頭に直撃して。
樹「ジェシー、大丈夫?」
だけど、不思議なことに血は出なかったし意識を失うこともなかった。
まぁ、途轍もないほど痛いけど。
ジェシー「樹、怪我は?」
樹「俺は大丈夫だけどっ、ジェシー、痛かったでしょ?」
京本「念のため、病院に行ったら?あんな高いところから物が落ちてきてしかも当たったのが頭って....。」
ジェシー「いや、大丈夫だよ!だって、めっちゃ元気だもん!」
俺らがそんな会話をしていると遠くから一人のスタッフさんが飛んできた。
スタッフ「すみません!皆さん、お怪我はないでしょうか?照明がしっかり固定されているのか確認している際に操作を誤ってしまって。本当に申し訳ありません。すぐに準備するので念のため、離れていただけないでしょうか?」
ジェシー「あ、全然大丈夫ですよ!俺ら、いつまでも待ってるんで!」
段々痛みは治まって来たし、別に病院にもいかなくていいかな。
俺らはスタッフさんに言われた通り、一旦休憩に入る事にした。
455人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ばどらぶ(プロフ) - Nana6022さん» なるほど!!分かりました。ありがとうございます!! (2021年1月12日 9時) (レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - ばどらぶさん» コメント、ありがとうございます!確認したところ、『信号が青になった音がしているにも関わらず』という文章を書くつもりが分かりにくい文章になってしまいました…。ご指摘、ありがとうございます!すぐに直します! (2021年1月12日 0時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
ばどらぶ(プロフ) - きょもの腹部外傷のお話ですが、信号が赤になった音がしてが正しい文章ではないでしょうか? (2021年1月11日 23時) (レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - はるきさん» 体調まで気遣っていただいてありがとうございます!はるきさんも体調にはお気をつけください!たまに更新頻度が落ちる時もあると思いますが、読み続けてくれると嬉しいです! (2020年11月14日 16時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - Nana6022さん» 第10章、あっという間でしたね。お疲れ様でした。11章目も頑張ってください。また最近寒くなってきたので体調管理には気をつけて下さい。 (2020年11月14日 16時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Nana 6022 | 作成日時:2020年10月21日 23時