. ページ25
【優吾】
この家は一軒家だけどバリアフリーで出来ていて、車いすの北斗でも生活しやすいようになっている。
生まれてすぐに手術もして、そこからリハビリも頑張ったからようやく今のような生活ができるようになって。
長男である俺だけど、北斗が頑張ってきた姿はずっと見てきた。
北斗「おはよー。」
優吾「おはよ。」
部屋から大我と出てきた北斗がすぐにダイニングに来るのと同時くらいに文句を言いながら樹も慎太郎と一緒に降りてきた。
樹「マジでさ慎太郎、朝からうるさいんだけど。」
慎太郎「全然起きない樹が悪いじゃん！」
なぜか人によって呼び方が違う慎太郎。俺も正直、よくわかってない(笑)。
優吾「はいはい、早くご飯食べて！」
ジェシー「ねぇ、優吾！俺さ、これ嫌いだって言ったんだけど。」
優吾「どうでもいいから、早く食べて！」
本当にうちの弟たちは何でこんなに手がかかるもんなのか(笑)。
もう樹も俺も大我だって社会人だっていうのに。
ジェシーはまだ高校生だから許すけど。
うちは元々、片親だったんだけど慎太郎が生まれたのと同時に母ちゃんが他界しちゃって。
慎太郎が生まれたとき、俺とか大我は家を出ようとしてたんだけど流石に慎太郎を残して家を出れるはずもなく、今も一緒に住んでる。
ジェシー「じゃあ、行ってきまーす。」
樹「遅れる！やばい！じゃあ、俺も行ってくる！」
大我「優吾、今日は俺、時間あるから慎太郎のこと保育園に送ってくよ。」
優吾「あ、いいの？ありがとう。北斗も少しは家から出たら？」
車いすってこともあって、あまり外に出ようとしない北斗だけどそう言わないとどこにも行かなくなっちゃうから。
北斗「じゃあ、今日くらいはついていくよ。」
先ほど、家から出る前の樹に手伝ってもらって私服に着替えてきた北斗が一緒に保育園に行ってくれるとわかって慎太郎はすごいうれしそう。
優吾「じゃあ、よろしくね。」
大我「うん。」
俺も社会人だから、三人が出て行ったあとはスーツに着替えて普通に会社に向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 455人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ばどらぶ(プロフ) - Nana6022さん» なるほど!!分かりました。ありがとうございます!! (2021年1月12日 9時) (
レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - ばどらぶさん» コメント、ありがとうございます！確認したところ、『信号が青になった音がしているにも関わらず』という文章を書くつもりが分かりにくい文章になってしまいました…。ご指摘、ありがとうございます！すぐに直します！ (2021年1月12日 0時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
ばどらぶ(プロフ) - きょもの腹部外傷のお話ですが、信号が赤になった音がしてが正しい文章ではないでしょうか？ (2021年1月11日 23時) (レス) id: cc32400ee4 (このIDを非表示/違反報告)
Nana6022(プロフ) - はるきさん» 体調まで気遣っていただいてありがとうございます！はるきさんも体調にはお気をつけください！たまに更新頻度が落ちる時もあると思いますが、読み続けてくれると嬉しいです！ (2020年11月14日 16時) (レス) id: e4a4cd1e16 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - Nana6022さん» 第10章、あっという間でしたね。お疲れ様でした。11章目も頑張ってください。また最近寒くなってきたので体調管理には気をつけて下さい。 (2020年11月14日 16時) (レス) id: 801ad08d69 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Nana 6022 | 作成日時：2020年10月21日 23時
