先輩、好きです。2【Ryosuke.Y】 (ページ15)

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パフェを食べて、幸せいっぱいになって
おまけに先輩がちょっと嬉しそうにイチゴを食べるのを見れて、幸せすぎて...

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「先輩って、プラネタリウム初めてですか？」

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「うん、初めて」

そっか。

先輩の初めて... 一個もらいました！

先輩がじーっと私を見て、
目を細めるから、首をかしげると、

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「クリームついてる」

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ふっ、と息を漏らした。

笑われた。

は、はじっ。

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慌ててテッシュで拭き取った。

恥ずかしー ...

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「体育祭... 」

「はい？」

「もう時期だな、」

「そうですね！先輩は何出るんですか？」

「んー ... 決めてない。1番楽そうなのがいいかな」

「そっかぁ。リレーとか出ないのかぁ」

「リレーなら知念とか大ちゃんが出るよ、多分」

「えっ、知念先輩走るの速いんだ」

ちっちゃくて可愛いあの知念先輩が。

会長は ... なんか、うん。想像できますが。

「知念は走んの速いよ。あと中島も出るかもなー」

「うっそ、すごい楽しみになってきたー」

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なんでもない話なのに先輩と話ができるだけで

楽しくて、嬉しくて。

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そろそろ行こっか、
と言って立ち上がった先輩が
当たり前みたいに手を繋いでくれたから。

ちょっと泣きたいくらい嬉しかった。