【ダンガンロンパ×妖怪ウォッチ1～3】絶望的な学園生活でボク達は何を思うのだろうか？ (ページ6)

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ルールを追加しましょう。ページ6

探索は省きます。

ふぶき姫side

－食堂－

《あ！言い忘れてたんだけど、午後10時夜時間になったら、自分のネームプレートのある部屋で寝てね！一晩過ごせば…うぷぷぷぷ！楽しみだね！あと皆のポケットに入ってる電子手帳には、自分の事、地図、ルール、誰が何処で殺されたかが記されまーす！》

ぬらり「はぁ…夜時間か。」

ミント「電子手帳にもコロシアイ機能がついてるね…」

サキちゃん「…わかった。みんな、聞いて！

ここにルールを追加しよう。」

エンマ「ルール？追加出来るのか？」

えんら「追加するにしても、何を追加するんですか～？」

サキちゃん「いじってたら追加項目があったの。追加する内容は、『夜時間の出歩きは禁止』ってルール。」

夜時間の出歩きは禁止…？

土蜘蛛「どういう事だ。」

サキちゃん「アタシ達は夜時間になれば寝る。その時がコロシアイが出来る唯一の時間。アタシ達は夜時間になると毎回怯えなければならない。『自分が殺されるんじゃないか…』ってね。だから夜時間の出歩きは禁止。」

スピーディー「へー！サキちゃんあったまいい！」

オロチ「さすが、『超高校級のヒーロー』。私達の事、自分の事を考えて行動する。」

ハンゾウ「そして、もう夜時間でござる。」

本当だ。

午後9時58分

ふじみ「では、そろそろわっちらの部屋へ戻りんしょう？それ以降、ルールを守って…」

ふじみちゃんの言う通り、皆ぞろぞろ部屋へ行く。

…怖い。

もし、自分が殺されたら…？

汗が出てくる。

ふぶき「っ…！サキちゃん！」

サキちゃん「ふぶき、どうしたんだい？」

ふぶき「あ…えと、こ、今晩一緒に寝よ…？すごく、怖くて…！！ルールは…ただの口約束だし…」

咄嗟にサキちゃんを頼ってしまった。

サキちゃん「い、いいけど…なんて言うか…」

ふぶき「あ…そっか。じ、じゃあ部屋を交換って事は？サキちゃんの部屋だと、サキちゃんが居るみたいで安心しそうだし…」

サキちゃん「ふふ。アンタはかわいいねぇ…いいよ、交換しよっか。」

ふぶき「ありがとうサキちゃん！」

サキちゃんにお礼をして、部屋の鍵を交換した。

部屋の鍵は、視聴覚室に置いてあったから。

－サキちゃんの部屋－

ふぅ…

大丈夫。

大丈夫。

自分に言い聞かせながら、眠りに落ちた。