空から降ってきたイケメンが気になります。【志麻】

＊四十七話＊ ページ25

Aside


＊＊＊

貴『ただいま。』

うらたさんと別れてすぐ、家に帰る。

志『おぉ!!おかえりー。』
いつも通りに迎えてくれる志麻さんに、安堵する反面、天界に帰ることを知っていながらも躊躇いはなかったという事に胸が痛くなる。


志『A？…どうかしたん？』

貴『いえ、少し今日は忙しくて…疲れちゃったみたいです…』

歪んだ笑顔でもばれないような嘘をつく…

最低だ…


志『…そっか。

なら今日は俺がご飯作っちゃるよ！Aは休んどき？』

そう言って、志麻さんは軽々と私を持ち上げソファーに向かう。

貴『え!?///いや、歩けますから!!/////』

志『ええやんか!!大人しくされるがままになっときゃ良いの!!』

貴『…////』

志『何食べたい？』

貴『…ハンバーグ、作る予定でして…』

志『オッケー!!』


そうして私をゆっくりとソファーに下ろし、キッチンへと向かっていった。









志『…、日曜にはちゃんと、伝えるんや…』

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