32_膝枕(天月さん) ページ38
この、お家に居ないといけない期間!暇!お家デートにも刺激が必要だよー
天月さん『』
Aさん「」
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※会話文多めです。
『ねぇ、刺激必要じゃん?』
「正座は足が太くなんの…」
『元々細いし大丈夫だよ。』
「やーだ、」
こうなったのは数分前。
『暇じゃない?』
「うん、確かにな。」
なんか企んでる顔してんやけど。
捕獲。
されましたね。現在の状況を説明致しますと!
膝の上に強制的に座らされてます。そして両手を封じられています。
はぁぁぁい!絶☆体☆絶☆命!
『ねぇ、愛してるよゲームしよ?』
「っ!唐突やね」
『じゃあ、罰ゲーム付きでしよ!』
「えっ、罰ゲーム付きですんの!?」
『愛してる!』
強制的に始めやがったです。
くそ、負けてたまるか。
「愛してるよ」
『もう1回!』
「あ、愛してるよ?」
『もう1回!!』
なんでー、照れ屋がらないんだ!!
もう、こっちは恥ずかしくて無理なんやけど、
「めっちゃ愛してんで?」
ほぉら、どうだ!
必殺、普段は絶対に言ってあげない方言で言ったぞ!
『へぇー、なかなかやるじゃん。』
それが彼に火をつけたのか
両手を恋人繋ぎをしてきて。
耳元で
『愛してるよ』
みるみるうちに自分の顔に熱が集まっていくのが分かる。
「っ!///」
『いぇーい!勝った!』
『でも、方言はずるいわ、結構くるのがあった。』
「惜しかっかのになー」
はい、そのままその場から立ち去るよ!
『はぁーい、どこに行こうとしてるのかな?』
「あ、と、冷蔵庫に用が…」
『僕より冷蔵庫の方が好きなの?』
いや、どういう選択肢!!!!!!!!
「天月くんの方がす、きだよ?」
『えーー、さっきまであんなにいっぱい言ってたのにそんな顔しちゃうのー?可愛いんだけど』
はい、!回想長すぎですね。
ただいま私の脳内再生終了でーす。
『ほら!ちょっとくらいいいでしょ?』
上目遣いに腰に手を回して逃がさないようにしてやがる。
この、小悪魔!計算高いんだから!
でも、分かってても
「しょーがないなー」
許してしまうのであった。
『いぇーい!』
首に手を回してきたと思ったら
「ちゅ、ん、はぁ、…」
『かっわいー///』
『その顔僕以外に見せちゃダメだよ?』
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3時間お昼寝をますのであった。
無事足がやられたと。
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作者名:N | 作成日時:2020年1月19日 0時