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ここは…どこだ？
なぜ…こんな暗くて狭いところに？
それに…動けないな…
まだ体が起きていないのか
どうしようか…
「ｰｰ!!ｰｰｰｰｰｰｰだ!!ｰーーく!!」
ん？声が聞こえる
重たそうな蓋が開けられる…
とても眩しい光が注がれる。
反射的に目をつぶる
「起きた!!ねぇ!!起きてるぜ!!」
「はぁ？…起こしたんじゃないの？てか、声かけてあげろよ、びっくりしてるだろ」
「そ、そうだよな!!なぁ…
げ、元気か？」
『一言目がそれかよガロ』
ガロ「わ、わりぃかよ…」
『そっちは元気そうで良かったよコウガ』
コウガ「まぁまぁ、会えたからいいじゃない」
『てか、離れ離れになってから、まだ2ヶ月ぐらいだろ』
コウガ「それでも、こっちは大変だったんだよ？異世界から来た人やら、オバブロやら…大会やら…大忙し」
『…そうだ。ここはどこ？』
ガロ「ここは…ナイトレイブンカレッジ。魔法学校だ」
『なるぼど…ん？あれ？ナイトレイブンカレッジって男子校じゃね？』
コウガ「それが…今年はな何かミスが多いみたいで、さっき言った異世界から来た人も片方が女の子なんだ」
『…ひとりじゃないんだ』
ガロ「あの女…まじでうぜぇぞ…何か笑顔が胡散クセェんだ…何か隠しているような…兎に角、そいつには近寄るなよ？」
『お、おう…取り敢えず学園長は居ないか？挨拶しとかなきゃだろ？』
「おや、私ならここに居ますよ」
『……』
ん？
なんか…
海にいた時の気配と似てる…
何だこの違和感…
気持ち悪い
「私の名前はディア、クロウリー。ここの学園長なのです。」
『…僕はA…この、ガロと、コウガの、まぁ…兄弟ですよ。多分この学校に通うんですよね？よろしくお願いします』
学「まぁ…なんて礼儀正しい…私…涙が出そうです。」
ガロ「なーなー!!寮は何処だろうな!!」
コウガ「俺達はオクタヴィネルだよ。」
『？いつの間に"俺"になったんだ？僕じゃなかったか？』
コウガ「あ…えと…兄貴に吊られて…」
『なるほどな』
学「と、とにかく!!魔法の鏡の方へ移動しましょうか」
『はい。』
多分だ、
多分だけど…
僕は絶対。あそこの寮なんだ…
あの寮の寮長。
僕の兄貴。まぁ…俺が嫌いなのは別に居ないし。
多分罪悪感があるだろう。きっと謝ってくる。
魔法の鏡「汝の名は？」
『A』
魔法の鏡「そうか……」
きっとそうだ
魔法の鏡「汝はｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ」
皆「は？」
やっぱりか
予想はしていたよ。
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納棺黒猫(プロフ) - えと…「ご想像にお任せします」だと…いけないでしょうか？ (2021年12月13日 18時) (
レス) id: 91923402cd (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 夢主人公のイラストが見てみたいです (2021年12月13日 7時) (レス) @page2 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：納棺黒猫 | 作成日時：2021年12月11日 20時
