ヌナとジン ページ3
side JIN
「 ジンー 」
JN「 なにー？ 」
「 まだ出来ないのー？ 」
JN「 まだ作り始めて5分だよ 」
そう言うとうう〜っと唸ってソファに倒れ込んだヌナ。
今日はご飯を作るという約束で宿舎にヌナが遊びに来てる。
JN「 そんなに食べたいのー？ 」
「 お腹減ったの！！ 」
お昼食べてないんだから！とクッションを殴りつけるヌナ。
そんなことしても可愛いだけなのに...
JN「 まだ時間かかるから何かしといて 」
「 ん〜 」
ヌナはソファに寝転がりながらスマホをいじり始めた。
...なんかネコみたい。
そして、ヌナがお腹を減らしてると聞いてなるべく急いで作ったつもりだったんだけどいつの間にか30分が経っていた。ソファのヌナに声をかける。
JN「 ヌナーできたよー 」
「 ....... 」
JN「 ヌナ？ 」
ちらっとソファを見てみると眠っているヌナが見えた。
JN「 あー寝てるー 」
そう呟きながらヌナに近づく。
そんなヌナを見て思うことはただ一つ。
JN「 ほんっと可愛い... 」
最近染めたばかりのミルクティ色のさらさらの髪をゆっくり撫でる。
猫みたいなヌナは、出会った時から不思議な人だ。
出会って結構経つ今でもヌナの行動は読めない。
「 ん... 」
JN「 ヌナ？ 」
起きたかと思ったけど少し寝方を変えただけのヌナ。
その時、目に入った、
半開きの形の整った、唇。
見ちゃダメだ、見ちゃダメだと思うほどヌナに惹かれていって、
JN「 ヌナ... 」
もう少しで唇が引っ付く、とき、
「 んん〜.....あれ、じん？ 」
JN「 っ、ぬ、ヌナ！おはよう！ 」
「 おはよう...夜だけどねー 」
JN「 は、ははは...そうだ、ね... 」
「 ？どうしたの？ 」
JN「 何も無いよ！！ 」
「 そ？ご飯できたの？ 」
JN「 う、うん！たべる？ 」
「 食べるー 」
んんーと伸びをして立ち上がるヌナは猫そのもの。
でも、その顔はいつもよりキラキラしていて。
JN「 ...そんなにお腹すいてたの？ 」
「 ...ん〜...ていうより、 」
JN「 ？ 」
ヌナが振り返り、見惚れるような笑顔を見せて一言。
「 じんの料理が好きなだけ 」
そう言うと、机に座って食べる準備万端なヌナ。
あー、もうほんっとに、
JN「 ずるい... 」
「 じーんー！！はーやーく！ 」
ヌナは、僕の料理が大好きです。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あじょん(プロフ) - セジュンさん» キスの日...みんな可愛くかけて良かったです... (2018年5月28日 17時) (
レス) id: e4a8c25058 (このIDを非表示/違反報告)
セジュン(プロフ) - キスの日…かわいすぎる…… (2018年5月26日 12時) (レス) id: a43e5c801b (このIDを非表示/違反報告)
あじょん(プロフ) - チェ・ミミさん» ありがとうございます...！可愛いメンバーを目指しているのでそう言ってもらえて嬉しいです！！ (2018年5月19日 22時) (レス) id: e4a8c25058 (このIDを非表示/違反報告)
チェ・ミミ - ヌナに甘えるメンバーが、、、かわいいです。 (2018年5月18日 16時) (レス) id: 3b30edb34c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あじょん | 作成日時：2018年5月18日 0時
