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旗印の季節11 (象) ページ26

月夜が講堂に行った後、鶴姫も立ち上がる

鶴姫「待たされるのは好きじゃないんでね……一発やらせてもらおうかな?」


鶴姫は鉄パイプを持つ


ちなみに彼女が竹刀では無いのは、そんな物騒なものを持って行きたくないから。まぁ鉄パイプも十分物騒なのだが…


悠々とクラスから出、二階に降りる。と、そこには六人の生徒が待ち構えていた


「オラァ!!やっちまうぞ!」



待機していた6人ほどが一斉に襲いかかる。

たかがそんな数で屈するほど鶴姫は弱くない

鶴姫「動きが雑なんだよ…っと!」

鶴姫が俊敏な動きで鉄パイプを突き出す

ドスッ


「ぐふっ!?」

一人の男子のみぞおちに見事命中し、そのままその男子はふっ飛ばされる。


その後から更にもう一人の女子が乱雑に木の棒を振り下ろす

次の瞬間、鶴姫は膝を軽く曲げて腰の回転を利用しつつ…

鶴姫「(…面返し胴)」

鉄パイプを胴体に、切るように叩きつける

その女子も無言でうずくまり、痛みに悶える


鶴姫はざっと周りを見回す


軽くため息を付きつつ、鶴姫が鉄パイプを横に落とし、言った


「ここからは素手で圧倒させてあげる」


そう言いながら構えを取る

一人が飛びかかる



その何とも雑な拳を受け止め、腹に膝蹴りをお見舞いして相手がうずくまろうとしたその瞬間に思い切りその頬を殴り飛ばした

その男子は鼻血を撒き散らしながら近くの壁に叩きつけられ、そのままグッタリと動かなくなった


その後から残りの3人が襲いかかってきた



鶴姫はそのまま相手の下に潜り込み、反応が遅れた対象の、その顎に勢いよく掌を叩きつける

脳震盪を起こした彼は気絶した

二人目は楽勝だった。彼女はガタガタ震えながらも逃げる事は許されない為、バットを振りまわす

鶴姫はバットをそのまま腕で受け止めてそのまま遠心力を利用して折った

驚きで目を見開く対象をそのまますぐ近くにいるもう一人の仲間にぶつけた

対象は目を回しながら大の字になる

最後の一人はそのまま倒れさせ、仰向けの相手の右側から、頸と右肩で相手の左手首を挟み、両手で肘関節を伸ばし圧して動きを止める


「いだだっ!」


鶴姫「おい…反省したか?」

「は、はいっ!ごめんなさい」

ミシリと骨が嫌な音を立て、冷や汗を流す


鶴姫「ふむふむ…まぁいいや、おやすみ〜」


「へっ…?」

次の瞬間、学生の首筋に手刀が叩き込まれた


ガックリと気絶する男子

鶴姫は笑顔で言う

「はい!一丁上がり〜!」

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珠奈(プロフ) - 更新いたしました。 (2022年11月17日 16時) (レス) id: 570e8cf367 (このIDを非表示/違反報告)
リョウ - 更新致しました。 (2022年11月17日 11時) (レス) id: 5a84eaf6bf (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ - 更新させていただきました!! (2022年11月17日 7時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - 更新させていただきました! (2022年11月15日 19時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
TENN - 更新させて頂きました (2022年11月14日 17時) (レス) @page40 id: 56fa1dd384 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーゆ(主催者) | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年11月3日 17時

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