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🌙 ページ25

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城を出発した月姫は、森山から佐倉、船橋を通って江戸に入る下総道を通り、
そこから東海道を通って京都まで向かった。

ところが京の三条大橋まで行った時、やばめの知らせが飛び込んできた。

なんと、秀次が高野山で謹慎させられているらしい。

どうも養父の秀吉の怒りを買った、とのこと。

今後、情勢がどう動くかわからないので、月姫たちは即、京都手前の宿まで引き返し、そこで情勢をうかがっていた。


 7月8日。

秀次の一族郎党が、秀吉に捕まえられたという話が伝わってくる。

このままここにいては、秀次の関係者として捕縛されかねない。

そう考えた月姫一行は、マッハで旅支度をし、回れ右。

一目散に故郷へ駆け戻ることにした。


 その1週間後。

秀次は、切腹させられる。

翌月になると、秀次の子供たちや妻、側室、乳母など40人近くの婦女子が全員、処刑されてしまった。

その頃には、月姫は、もう故郷にたどり着いていた。

予定通りに出発していたら、きっと他の女たちと一緒に処刑されていたに違いない。

事実、最上家の駒姫は、そうだった。

やはり秀次に寄せられて、月姫より一足早く京都に入っていた。

まだ秀次と出会う前だったが、秀次が切腹させられると、その妻たちと一緒に捕まえられ、
三条河原で処刑されてしまった。

猫を探すのにかかった数日が、月姫の命を救ったんだ。

あの黒猫は、秀次の没落を知っていて、月姫を助けようとして姿を隠したのだ。

そんな噂が立ち、みんなで再び黒猫を探したが、結局その姿は見つからなかった。

遺骸らしきものも発見できなかったんだ。

きっと、神様の遣いだったのに違いない。

月姫を守るという役目を果たして神の下に戻ったのだ。

との話がまことしやかに語られ、みんなはそれを信じた。


月姫は、城内にあった神社に黒猫を祭った社を作り、自分が亡くなるその日まで手厚く参拝し続けたと言われている。



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小鳥遊ふゆう(プロフ) - 歩花キヨラ(あーゆ)さん» 有難うございます…!!!もう可愛すぎて何も言えません…メイドイラストも可愛すぎて繰り返し見てはニヤニヤしてます。あーゆ様もお疲れさまでした! (12月24日 11時) (レス) id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
歩花キヨラ(あーゆ)(プロフ) - 小鳥遊ふゆうさん» リクエスト、書き終わりました!なんか、バランス悪くなったり、遅くなってスミマセン、、。修正して欲しいトコ、とかあれば、じゃんじゃん言ってください! (12月24日 10時) (レス) id: bbb379e9c9 (このIDを非表示/違反報告)
小鳥遊ふゆう(プロフ) - 歩花キヨラ(あーゆ)さん» そう言って頂けて幸いです…!! 小鳥遊も考査が2週間後にあるので…お互い頑張りましょう…! (11月21日 6時) (レス) id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
歩花キヨラ(あーゆ)(プロフ) - 小鳥遊ふゆうさん» ついでに、ここですんなと思うかもですけど、オプチャの返信も兼ねて、、。柿崎くんと伊勢ちゃんですね!分かりました。リクエスト、ありがとうございます!!ですが、私の方もちょうど、1週間後くらいに期末考査で、、、、。なので、少し遅くなるかもです。 (11月20日 23時) (レス) id: bbb379e9c9 (このIDを非表示/違反報告)
歩花キヨラ(あーゆ)(プロフ) - 小鳥遊ふゆうさん» あ゛ッッッッッ、可愛い、、、!!!!え、良いんですか!?ありがとうございます……!!!めっちゃめちゃ可愛いです、、、。 (11月20日 23時) (レス) id: bbb379e9c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーゆ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年11月1日 8時

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