僕の秘密はナイトメア。 (ページ28)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,216 hit

レベル26 ページ28

こ「ここか…」

莉「でか…都心って凄いね」

…君ん家も都心よ。

こ「食堂…ここか」

舞「あ、青瀬古さん！それと…」

莉「赤井莉緒っていいます！」

舞「赤井さんですねー、えっと、翼くんが何かあったんですか？」

翼「ちょ、八城さん！勝手に話進めようとしないでよ！」

舞「あ、翼くん。来てたんだ」

翼「ついさっき、ね。はじめまして。海津翼です」

こ「あ、どうも…えっと、青瀬古論です」

莉「赤井莉緒です…」

翼「ん、ありがとうございます…えっと、八城さん。緑花って行ける？」

舞「え、行けると思うけど…」

翼「じゃあ移動しよ、ここじゃ目立つ」

移動すんのかよ…。

意外と近いな、ここ。

莉犬くん家と僕ん家とグリーントライアの間くらいにあるよ。

杉「おっ…えっと、青瀬古、だったか？」

こ「どちらさんでしょうか…」

杉「名乗ってなかったか？杉浦慎二。部長やってる」

こ「ってことは僕らのが年上じゃん！」

杉「そ、そうだったのか…。すまん…このままの話し方で良いか？」

こ「なんでその結論にいたるのよ…まあ良いけど」

こんな、僕より背が高くて年上みたいな人に敬語使われるの気持ち悪いもん((

莉「えっと…俺は、赤井莉緒です…」

陽「杉浦さん…仕事多すぎるよ…。って、ころんくんじゃないですか！」

こ「ああ、寺西さんか」

陽「うーんと…。莉犬くんですか？」

莉「ころちゃん…この子リスナー？」

こ「うん…るぅとくん推し」

莉「そうか…。どうも、莉犬でーす」

陽「あっ…。なんかすいません」

莉「ううん、良いの。ころちゃんが身バレしてるならさ」

えっちょっ…。

こ「そんな軽く言っちゃう？」

莉「え、うん」

こ「マジか…。あ、えっとなんだっけ海津くん？お話しようよ」

翼「ようやくかよ…。食堂、行くよ」

結局食堂なんかい！？

翼「えーと、改めて、俺は海津翼。まだ中学生だからここにはたまに来るだけ」

舞「たまにって…毎日来るじゃん」

翼「うるっさいなぁ…」

こ「率直に聞いて良い？どうして、莉犬くんだと思ったの？」

翼「あの敵は、赤井さんのレベルなら、余程のことがなければ、パーティー組んでたら倒せる」

なんか、酷いこと言い出したぞ！？

翼「だけど倒せなかったってことは、ソロでやってた可能性が高い」

ふと莉犬くんを見ると、真剣な顔をして海津くんを見ていた。

翼「そうなって、それで、莉緒なんて名前なんだから、莉犬くんかもな。って思った。以上」

莉「へぇ…。確かに俺、ソロでやってたよ。だけどさ、よく莉犬のこと知ってたね」