僕の秘密はナイトメア。 (ページ27)

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レベル25 ページ27

莉「ころちゃ〜ん」

こ「どうしたの莉犬くん」

尻尾が見えるよ、とは流石に言わない。

莉「見てみて！俺も結構レベルあがったよ！」

こ「フッ…」

莉「何そのキザっぽい笑い方…」

なんか、キモいって遠回しに言われた…？

こ「莉犬くんもまだまだだなぁ…と思っただけさ」

莉「こ、ころちゃん！？頭おかしくなってるよ！？あれ、元からおかしいっけ？」

し、失礼な〜！

こ「僕はおかしくなってないから！」

莉「うーん、そっか…」

こ「んで？どうしたよ」

莉「あ、そうだったね」

慌てて、ナイトメアを操作する莉犬くん。

莉「ねえ、俺さ。鼻の神経機能失っちゃったんだけど」

こ「えええ？」

莉「な、なんかごめん…」

こ「謝らなくて良いんだけど。どの敵？」

莉「いや…。もう、返してもらったよ」

カエシテモラッタヨ…かえしてもらったよ…返してもらったよ…

こ「誰に！？」

莉「海津翼って人」

Who is he？

いかんいかん、英語ペラペラなのバレちゃったよ。

こ「誰だよそいつ」

莉「いや…わかんないんだけどさ」

だけどさ…？

莉「俺のこと、莉犬だってバレてるのかなって」

What？

こ「どういうこと、それ」

莉「いやぁ…これ見てよ」

見せられた画面には。

　はじめまして。
　敵が持ってた神経機能に、貴方のものがあったのでお返ししておきます。
　あの、気のせいだったら悪いんですけど…。
　赤井莉緒さんって、莉犬くんですか？

と書かれていた。

こ「バレたね…これは。てかなんでバレたのさ？」

莉「それがわかれば苦労はしないよ…」

こ「僕から、メッセージを送ってみようか？」

莉「そしたらころちゃんまで身バレしちゃうから。良いよ」

こ「じゃ、莉犬くん。ナイトメア貸して」

莉「ん？良いけど」

　はじめまして、海津翼さん。
　僕は、赤井莉緒の友人です。
　今度、お会いすることってできますか？

返事は、すぐに来た。

　良いですよ。
　これからで良いですか？

　大丈夫です。
　場所は、どこが良いとかありますか？

　グリーントライアってわかります？
　週刊ナイトメア出してる会社です。
　そこに行って下さい。
　食堂に、八城舞って人がいるんで。
　その人に話しかけてもらえれば大丈夫です。

　わかりました。

莉「グリーントライア…知ってる？」

こ「行ったことは、ない。それよりも…八城舞さんって、この前色々あったときの人だ…」

莉「へえ…まあ、行ってみようよ」

こ「そうだね」

＿＿＿＿＿＿＿＿

ようやく海津翼が出ましたよ…

久しぶりすぎて口調難しい…