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亀裂 ページ24
前原side
すると美紗子が
貴「…陽斗、丁度良かったよ。これ渡そうと思ってさ…本当は家に着いたら渡そうと思ってだけど」
前「…これってもしかして…」
貴「明日はバレンタインでしょ？明日教室で渡すのは恥ずかしいから今日渡そうと思ってさ…」
前「俺に…くれんの？」
貴「…当たり前でしょ？…言っとくけど義理じゃないから//」
それって…美紗子に聞き返そうとすると
ﾄﾞｶﾞｯ
殺「にゅやー!?」
貴・前「!?」
殺せんせー達が入ってきた…ヤバい…
貴「殺せんせー…皆も…どうなってんの?」
岡島「男女が2人で仲良くしてれば先生は絶対に覗きにきた所を狙うっていう前原の作戦は良かったんだけどなー！」
前「ちょっ…岡島!!」
貴「…何それ」
岡島「…旭川、もしかして聞いてねーの？前原から」
隣の美紗子は俯いていた…どうしよう…
パンｯ
すると俺は美紗子に頬を叩かれた
全「!?」
前「…っあ…美紗…子」
貴「…最低だな…お前」
今まで見たことのない冷たい顔で言われ、美紗子はカラオケから出ていった…
中「あっ…美紗子!!」
最低だ…俺…
ちょっとした提案で傷つけた…
美紗子に告白も出来ず…
美紗子との間に亀裂が入ってしまった…
ラッキーアイテム
革ベルト
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作者名：美紗子 x他1人 | 作成日時：2016年10月14日 18時
