失いたくない。 (ページ3)

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story.3 ページ3

Aside

美｢ふーっ…ギリギリセーフ…。｣

『…ハァ…ハァ…げっ！一時限目社会じゃん…最悪～…』

美｢うわぁ～…つまんないよね、あの先生。また、授業中喋ろう。｣

『うん。』

社会の先生の話いっつもつまんないの。

だから授業中、美咲とずっと喋ってるんだ。

……まぁいつもEXILEの話なんだけどね笑

美｢でね、涼太君の………｣

さっきからずーっと涼太君の話ばかり。

美｢で？Aは慎君が好きなんでしょ？｣

『好きっていうか…恋愛感情か分からないんだよねぇ……』

美｢じゃあもし慎君が女の子と歩いてたら？｣

『…やだ』

美｢うん。それはもう恋ですね笑｣

『えぇー…芸能人に恋するとか辛過ぎる…。』

美｢でも、分かんないよ？運命の出会いがあるかも♡｣

『……。』

美｢真顔になるのやめて(´･д･`)｣

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

『やっと終わったー！ただ話してただけだけど。笑』

美｢それな笑｣

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美｢A～、帰ろっ!!｣

『うん。』

美｢今日アイツ来ないのかなー？｣

翔太｢ごめーん！……待った？｣

美｢待ったわ！明日なんか奢ってね。｣

翔太｢はいはい笑｣

美｢よっしゃ！｣

美咲と翔太は仲が良くて時々カップルなんじゃないかって思ってしまう。

美｢バイバーイ！｣

翔太｢またな！｣

『うん笑』

ｶﾞﾁｬ

『ただいまー…。』

誰もいない家に言って、自分の部屋のベットに飛び込んだ。

そして、スマホで“長谷川慎”って調べた。

『神奈川県出身なんだ…。』

私はTHERAMPAGEの事も調べて、いつの間にか眠りについた。