325km【東海オンエア】

#06 ページ6

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少し気になっててつやくんを探す。



てつやくんを見つけたのはリビングの横の部屋



コンコン


｢てつやくん？｣



てつやくんも編集しててしかも集中してる。



｢キッチン借ります。｣



マグカップを2つ。コーヒーを準備する



頑張ってるからね、私もなにか協力しよ



｢カンタさんこれ。｣



マグカップを渡すとかなりびっくりした顔で“いいんすか！？”って言いながらももう飲んでる



｢てつやくんもコーヒー良かったら｣


｢あとコーヒーの粉とマグカップ借りちゃった｣



て｢わざわざありがとう。気が利くね｣



コーヒーを受け取って私の顔を見て微笑むてつやくん


何か胸がザワつくんだよな、、なんだこれ。



なんて思いながら私はてつやくんの編集を見る



カタカタ



て｢なぁにそんな見てんのさ｣



気が付けば私は無意識にてつやくんをずっと見てたみたいで少し照れたてつやくんが笑って私に話しかけてきた



私も思わず顔を赤くして俯く



｢あ、ごめん(笑)｣



頭をかいて頭をペコッと下げて部屋を後にしようとする。でもそれはてつやくんによって阻止されて



て｢待ってよ真弥ちゃん。ゆっくり話さん？｣



男らしい手に少しドキドキして私はゆっくりてつやくんの近くにあった椅子に腰を下ろした



しばらく話してお互いの今の状況などを報告し合う



て｢え？じゃあ高校卒業してからずっと東京？｣



｢そうだよ、でも毎日仕事だし家帰っても1人だから寂しい(笑)｣



て｢じゃあさ、俺とLINE交換しようよ。そしたら俺と毎日電話とかしたら寂しくないでしょ？｣

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