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カンタさんたちとの食事から数日が経った。
「…はい、すいません。よろしくお願いします」
初めて有給を使った。きちんとてつやくんのことを考えたかったから。
向かう先は1つ。岡崎
「もしもし、お母さん?今から少しの間家帰るね」
お母さんはいつだって私の味方だから突然のこんなことも何も聞かず受け入れてくれる
電車に揺られること約3時間。
この日までてつやくんからの連絡はない
【今、岡崎帰ってきたから時間があったら会いたい。】
打つだけで別に送らない。送らないというか送れない
岡崎駅でタクシーを拾って家まで。
「この辺で大丈夫です」
『いや、でもお客さんまだ目的地じゃ』
「すいません。ここでいいです降ろしてください。」
降りたところはてつやくんの家の前
居るかなって確認したかっただけ。
「…ははは私何してんだろ、こんなとこで」
その場から立ち去ろうとした時
『てっちゃんそんなにお買い物して何するのー?』
て「ひーみーつ。」
遠くからてつやくんのと女の子の声
急いで車の影に隠れる私ってストーカーみたいじゃん、、
急な罪悪感と焦りで冷や汗が凄い
て「…ん?」
『てっちゃんどうしたのー?』
て「いや、なんでもない」
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叶芽(プロフ) - 匿名さん» コメントありがとうございます!それはとても嬉しいです。少し更新遅くなってしまってますがこれからも楽しんで頂けるよう頑張ります!! (2019年7月10日 17時) (レス) id: 12685687fd (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 突然コメント失礼します!更新楽しみにしているものです。この後もハッピエンドで終わるのかなーとかなんかあるのかな、、、と勝手に妄想しちゃってます。更新頑張ってください! (2019年7月4日 20時) (レス) id: f3135b3869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:叶芽 | 作成日時:2019年6月23日 22時