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「まだ11時だけど後から混むだろうし、
今からお昼ご飯食べよっか。
なんか食べたい物とかある？」
「肉」
「折角茨城来たのに！？」
茨城に来たので折角なら茨城名物の料理を食べたいところ。
だがしかし、カラ松の答えは「肉」ただ一つであり、
しかも即答で答えたり既に腹が鳴っている辺り、
昼飯を早く食べたいのだろう。
「ったく…。ハイ松兄さんなんかある？」
『ハンバーグ』
「結局肉かよ！！」
『あ、餃子でも良いよ』
「そういう意味じゃない！」
ハイ松もハイ松で好物を食べたいらしい。
茨城名物とは関係なしにだ。
「もう…」と呆れ調でチョロ松はパンフレットを開く。
「けんちんそばとか結構有名じゃない？」
『あ、そばにけんちん汁つけて食べたり、
けんちん汁の中にそば入れたやつ？』
「あれ？ハイ松兄さん知ってんの？」
『中学の家庭科の教科書に載ってるの思い出したの』
「10年も前のことよく覚えてんな」
褒めてはいないであろうチョロ松に何を勘違いしたのか
ハイ松はドヤ顔をしながら腰に手を当てている。
半ば呆れながらもこんなハイ松を見るのはなんだか新鮮な感じがし、
チョロ松は何も言わずにただ見守った。
「カラ松もそれで良い？」
「ブラザーの頼み事なら仕方ない。
昼飯はそこで食べるとしようじゃないか！」
「いや、別に頼み事ではないかな。
ただ賛成か反対を求めていただけであって」
『……』
謎のポーズを取りながらカッコよくキメて言うカラ松に
チョロ松は手を横に振って否定をしていた。
無言で見ていたハイ松はデジカメを構えて、
話している2人の写真を撮ったのだった。
ｰｰｰｰｰ
「「『う、うまぁ…！』」」
店に入ってけんちんそばを食べた3人は、
あまりの美味しさに顔が蕩けていた。
「君達もしかして三つ子かい？一緒に食べるなんて仲良いね」
「あー…まあそんな感じです。日帰り旅行でここにに」
「へぇ、そりゃお疲れさん。ゆっくりして行ってよ」
向かい側のキッチンに立つ中年の店長は3人を見て笑いながら言い、
チョロ松は濁ったように返して愛想笑いをした。
ここで七つ子なんて言ってしまえば、
完全に注目の的間違いなしだろう。
もしくは冗談でしょと笑われるかの2択だ。
ここは敢えて三つ子という体で話すことに。
取り敢えずけんちんそばを味わうために、
3人はシンクロするようにスープを飲んだ。
「「『スープもうまぁ…！』」」
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びたー(プロフ) - ロアさん» ありがとうございます🙇♂️とても嬉しいです🙇♂️ (2022年9月29日 8時) (
レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - おもろい (2022年9月29日 6時) (レス) @page38 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - たまごさん» マフィア松了解致しました🙆♀️夢絵ですと！？こちらも是非とも描かせて頂きます！しかし、イラストの方ですと描くのにかなり時間が掛かりますので把握お願い致します🙇♂️作者ながら赤面させるの好きです。 (2022年9月29日 2時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - びたーさん» はわ......ありがとうございます......ッ！カッコいいハイ松くんがみたいのでマフィア松でお願いします！あと、わがままなのですが、ハイ松くんの夢絵っぽい絵ってお願いできますか？(オリジナルのお話に出たハイ松くんの赤面シーンが今でも忘れられません…‥！) (2022年9月29日 1時) (レス) id: 9b1546abb2 (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - たまごさん» お久しぶりです😊どうもありがとうございます。どうか2期でもよろしくお願いします🙇♂️イラストリクエスト承知致しました。質問ですが、この派生松が見たいというのはありますでしょうか？ (2022年9月29日 0時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年9月25日 1時
