○おそまつさんでした ページ43
*
─就職が決まったとき、一番に頭に浮かんだのはみんなの顔だった。
─僕たちは多分、一緒に居ないほうが良いんだよ。
─寂しいなら素直にそう言えば良いだろ！？
─このままじゃ俺達七つ子は…ダメになる！
─｢おそ松、手紙が来てる｣
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
チョロ松が書いた封筒をポストに入れようとすると、
なんの原理か分からないが封筒がいきなり燃えだした。
｢えっ！？えぇ！？なんで！？
なんで燃えたの！？せっかく書いたのに！！｣
燃え始めた封筒を見て慌ててチョロ松はその場に捨てて、
驚きながら燃え続けている封筒を見詰めていた。
｢でもこういうときの為に…実はもう一枚…
あぁーーー！！！｣
実は、おそ松宛てに来た手紙はチョロ松からでは無かった。
どういうメカニズムなのかは全く分からないが…。
それでは、おそ松が貰った手紙は誰からなのか。
ｰｰｰｰｰｰ
｢う、嘘だろ…？選ばれちゃった…。
俺達が…あのセンバツに…選ばれちゃったぁぁぁぁ！！！！｣
おそ松が貰った手紙はセンバツ出場についての通知封筒だったのだ。
そのことを知ったおそ松は思い切り喜んでいた。
さて、前回のシリアスは一体何だったのだろうか。
前回不機嫌そうにしていたおそ松は何処にいったのか。
そもそもどういう経緯でセンバツに選ばれたのか。
｢おおいみんな！大変！センバツに選ばれたよ俺達！｣
｢センバツ！？｣
おそ松がトド松の家に押し掛けてセンバツの事を報告すると、
トド松は驚いた声を上げていた。
｢そうだ！センバツ！俺達はあのセンバツに選ばれたのさ！｣
『何だってぇ！？』
今度はハイ松の家におそ松が押しかけて報告すると、
ハイ松は驚きのあまりその場で立ち上がる。
｢すぐに帰ってこい！試合に備えないと！｣
｢マジか！！｣
センバツに選ばれたので試合に備えるように家に帰るよう
諭すおそ松にカラ松も感動と驚きの混ざった声を出した。
｢自立とか就職とか、んなわがまま言ってる場合じゃない！｣
｢確かに！｣
おそ松の意見に十四松は賛同して、
骨折していた右手のギプスや包帯をすぐに外した。
｢だってセンバツだよ！？｣
｢おぉ…っ！｣
路地裏にいた一松に真剣な顔でおそ松が言うと、
一松は感動の声を上げている。
｢今こそ皆の力を合わせるんだ！｣
｢そうだね！｣
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びたー(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます。おそ松さんハマって自分のことのように嬉しいです😊この作品を読んでくれてとても嬉しく思います！ありがとうございます🙇亀更新ですが、これからも頑張っていきます。よろしくお願い致します🙏 (2022年9月24日 21時) (
レス) id: 8be8dbacef (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 最近おそ松さんにまたハマり始めて占いツクールを適当に漁ってたんですが良作にあえて一気に見ちゃいました。これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2022年9月24日 18時) (レス) id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» コメントありがとうございます😊はい…！遂に続編来ちゃいました！これからもよろしくお願いします🙏 (2022年9月23日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - もう続編か...!! (2022年9月23日 15時) (レス) @page49 id: a3e7c7059c (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» 感情的になって言葉を崩してしまうハイ松くんを書いて不安でしたが、衝撃を与えてくれて気恥ずかしいです😌💞ありがとうございます😊 (2022年9月22日 13時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年9月14日 21時
