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*



「………」



そんなおそ松をトト子は心配そうに見詰めていたのだった。






いつも七人でご飯を食べていたちゃぶ台は広く感じられる。
無言でご飯を食べ進めるおそ松に松代と松造は顔を見合わせる。





「…………」



夜中の1:16の時計をスマホで見ながらトド松は窓に映る満月を見る。





「松野さん、お疲れ様」



『はい。おやすみなさい』



バイト先の講師に挨拶をしてハイ松は満月を見上げる。





「…………」



チビ太が寝ている横でカラ松は履歴書を書きながら、
少し開いたカーテンの隙間から見える満月を見上げた。





「っ!?」



「……………」



デカパンは仕事で怪我をした十四松を見て慌てて駆け寄り、
十四松はデカパンの心配する声を耳に流しながら満月を見上げる。






腹を空かせて今にも倒れそうな一松にある二人組は助けてくれた。
その助けてくれた人物はというと、
いつぞやのクリスマスカップルだった。



ラーメンをご馳走になった一松はカップルに深く頭を下げ、
カップルも微笑みながらその場を後にする。



「……………」



一松はビルに囲まれながらも照らしてくれる満月を見ていた。





「……………」



書いた手紙をポストに入れようとするチョロ松は満月を見上げる。





「……………」



そしておそ松も綺麗な満月を屋根の上から見上げていた。

場所は違えど、七つ子は同じ満月を見詰めていたのだった。
この満月を七人揃って見れた日は今になって思えば全て宝物。
ニートでいることに当たり前だった生活は、無くなった。












─そして翌日。



「…………」



赤塚先生の遺影の前におそ松は無言で座っていた。

カチコチと時計の針が進む音しか聞こえなかった。
すると襖が開いて、居間に入ってきたのは松代だった。



「おそ松。手紙が来てる」



手紙を差し出してきた松代におそ松は無言で振り返ったのだった。

○おそまつさんでした→←○



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びたー(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます。おそ松さんハマって自分のことのように嬉しいです😊この作品を読んでくれてとても嬉しく思います!ありがとうございます🙇亀更新ですが、これからも頑張っていきます。よろしくお願い致します🙏 (2022年9月24日 21時) (レス) id: 8be8dbacef (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 最近おそ松さんにまたハマり始めて占いツクールを適当に漁ってたんですが良作にあえて一気に見ちゃいました。これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2022年9月24日 18時) (レス) id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» コメントありがとうございます😊はい…!遂に続編来ちゃいました!これからもよろしくお願いします🙏 (2022年9月23日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - もう続編か...!! (2022年9月23日 15時) (レス) @page49 id: a3e7c7059c (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» 感情的になって言葉を崩してしまうハイ松くんを書いて不安でしたが、衝撃を与えてくれて気恥ずかしいです😌💞ありがとうございます😊 (2022年9月22日 13時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:びた一 x他1人 | 作成日時:2022年9月14日 21時

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