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*
｢いやー！家が片付いたな！｣
｢すっきり！｣
｢ゴミ処理じゃねぇんだから！｣
｢あはははははっ！！｣
『｢｢｢｢あはははははっ！｣｣｣｣』
松代と松造のボケに鋭いツッコミをするチョロ松。
楽しいのか十四松が大声で笑うと五人も笑い出し、
一松は口角を上げて不気味に笑っていた。
そんな七人を見たチョロ松は寂しそうに下に俯いた。
｢……ありがとう｣
『｢｢｢｢｢｢え？｣｣｣｣｣｣』
｢…僕、大丈夫だから。頑張る、から…｣
震えた声で呟くチョロ松に兄弟は気まずそうに目をそらし、
松代と松造だけは優しく微笑んでチョロ松を見ていた。
数分、重い空気だけが流れていた。
｢……あのいい？｣
『｢｢｢｢｢｢？｣｣｣｣｣｣』
手を挙げる一松に七人は彼を見る。
｢この空気やめない？耐えられないんだけど｣
｢ふっ…｣
｢確かに！らしくないね！｣
｢全然らしくない！｣
『…折角のお祝い事だもんね！』
一松の意見に賛成なのか他の人たちは笑顔で賛同すると、
あれだけ重かった空気は一気に和やかになって、
また居間では笑い声が響き渡っていた。
｢フッ…今日はめでたいんだ！思い切り飲むぜ！ブラザー！
いや！ファミリー！！｣
『｢｢｢｢｢｢いえーい！｣｣｣｣｣｣』
カラ松の合図によりまた一段と松野家は騒がしくなり、
十四松は水芸ならぬビール芸をしていた。
しかし、おそ松は変わらず無言で寿司を食べていた。
｢いたっ…。おいやめろよ十四松…｣
十四松が走り回っているとおそ松の背中に当たり
おそ松は十四松に注意するが彼は聞こえてすらいなかった。
おそ松が寿司を食べているとまた十四松の足がおそ松の背中に当たった。
｢だから痛いって…｣
しかし、おそ松の声は賑わう声に掻き消されてしまい
また十四松の耳には届いていなかった。
─ガチャンッ
おそ松が寿司を取って食べようとするとまた十四松の足が当たり、
手に持っていた寿司を離してしまい、醤油の上に落ちてしまった。
｢いってぇつってんだろうがぁ！！｣
｢どあっ…！｣
遂に堪忍袋の緒が切れたおそ松はちゃぶ台を叩いて
十四松を思い切り蹴り上げ、十四松はその衝撃で倒れてしまった。
『…っ！十四松…！』
｢ちょっと！何してんの！？｣
ハイ松は慌てて立ち上がり、トド松もいきなり十四松を蹴るおそ松に、
驚いた表情で見ていたが、おそ松は十四松の方へ歩いて行って胸倉を掴んだ。
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びたー(プロフ) - ゆっこさん» コメントありがとうございます。おそ松さんハマって自分のことのように嬉しいです😊この作品を読んでくれてとても嬉しく思います！ありがとうございます🙇亀更新ですが、これからも頑張っていきます。よろしくお願い致します🙏 (2022年9月24日 21時) (
レス) id: 8be8dbacef (このIDを非表示/違反報告)
ゆっこ(プロフ) - 最近おそ松さんにまたハマり始めて占いツクールを適当に漁ってたんですが良作にあえて一気に見ちゃいました。これからも頑張ってくださいm(_ _)m (2022年9月24日 18時) (レス) id: cd9fc5524f (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» コメントありがとうございます😊はい…！遂に続編来ちゃいました！これからもよろしくお願いします🙏 (2022年9月23日 16時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
くりおね(プロフ) - もう続編か...!! (2022年9月23日 15時) (レス) @page49 id: a3e7c7059c (このIDを非表示/違反報告)
びたー(プロフ) - くりおねさん» 感情的になって言葉を崩してしまうハイ松くんを書いて不安でしたが、衝撃を与えてくれて気恥ずかしいです😌💞ありがとうございます😊 (2022年9月22日 13時) (レス) id: cfeb0c9930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：びた一 x他1人 | 作成日時：2022年9月14日 21時
