裏切られたので、柱やめましょうか？

拾　第二次柱合会議 ページ11

ついにこの日が来た。俺は、今日でーーーーーーー。


お館様も知らないことだ。


本部についたのは、俺が1番だった。良かった、嘘泣き愛柱も、派手派手煩い装飾柱も、傷だらけのスケベ柱も、暑苦しい地球温暖化柱もいない。


『俺って、そんなにチョロい奴に見えんのかなぁ…？』


そんなことを考えていたら、続々と柱達が集まって来た。


「よもや！裏切り者が一番とは！」


「派手にムカつくぜ！」


わー、地球温暖化柱さんと派手派手装飾柱さんだー(棒)


『すみませんねぇ。俺もあんた方の顔は見たかないんですよ。』


俺は、煉獄さん達を睨んでボソッと言った。


「よもや！何か言ったか！」


『聞こえてないなら結構です！！俺のことが嫌なら視界に入らないでください！！はっきり言って迷惑です！！』


耳元で叫んでやった。


ハイパークソデカボイス(笑)


「よもや！耳がキンとするぞ！何をするんだ！」


『お耳が遠いようでしたので、叫んでさしあげました！！少しは聞こえましたか！？』


「んなことしなくても聞こえてるっつーの！うるせぇんだよ！」


『(黙れこの筋肉ダルマ！！)』


思ったけど、言わない。


そうこうしている内に


「お館様の、御成です。」


お館様が、ご息女に手を引かれてやって来た。


「おはよう、私の可愛い剣士(こども)達。空は晴れているのかな、空気が澄んでいる。」


『お館様におかれましても、御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます。』


「ありがとう、紅葉。ーーーさて、今日の話だけど、紅葉が話したいことがあるそうだ。静かに聞いてあげてくれ。」


「裏切りモンがですかァ？」


『ーーー静かにしていただけますか？俺は、今から事実しか話しません。言いたいことがあるなら、後からたっぷり聞いて差し上げます。』


俺は、深呼吸をして話し出した。

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すみません、字数の関係で次に行きます！

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