寄り添えるようになりたい 清光side ページ21
ガラリと襖を開ける
薄暗い中を除くとやっぱり………
「ほんと……山姥切はこの部屋好きだね？」
端の方で丸くお団子になっている布に話しかける それに反応するようにピクリと動くと少しだけ頭を上げこちらを見る山姥切
「なんで俺がいる場所が分かったんだ」
はぁ……俺は一つ溜息をついた
「だってお前いつもここに来ていたじゃん？あの審神者のときも…怒鳴られ貶されてもここに来たら審神者はしばらくはここに来ないからと言って篭っていたじゃん…でもさぁ……」
俺は山姥切に近づきフードを勢いよくめくる 突然のことに驚き目を見開いたままこちらを見る山姥切。しかし、すぐにハッとし手で顔を隠そうとする それをめくった手とは逆の手でそれを阻止する
「な、なんなんだ！俺のことなんてほっといたらいいだろ！」
怒りがこもった目でこちらを睨む……だけどさ俺をムカついてるから静かに睨み返す 暫く睨みあったが先にそらしたのは山姥切だった
「A……主はさ泣きそうだったよ？」
バッとそらした視線をこちらに戻す山姥切 その顔はなぜか笑えてくる
「主はほっとけない人なんだと思うんだよね…お前が払ったて赤くなってたんだよ？それでもさ主、怒らなかった。自分のせいだと嘆いて今にも壊れそうだった」
ガッと山姥切の肩をつかむ
「お前が！お前が………傷がついてるのが嫌だったんだってさ。それでもお前が拒絶したから何も言えなくなっていた……主は優しすぎるんだよ」
手に力がこもる
「そんなことわかっている…だが俺は分からないんだ…こんな時なんていえばいいかわからないんだ。確かにAは心配していた、だが俺はなんて声を掛ければいいかわからないんだ。そして気づいたらAの手を払いのけていたんだ。あんな顔にさせたくないのに」
やっぱりこいつ………
「なら今からAのとこに行こ？堀川が話していると思うから……」
そう声をかけると立ち上がった山姥切 そして小走りAにいるであろう方向へ向かっていった
俺も後を追うように部屋を出た
すべての始まりでもある
鍛刀部屋から
ごめんなさい……ありがとう 清光side→←なぜ？ Noside
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雷雅 - 更新頑張ってください！ (2019年9月18日 19時) (
レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
お豆さん - ペンギンサンさん» ………………！？本当にですか！申し訳ございません。教えてくださりありがとうございます。うぅ国語までだめだとは…… (2019年4月26日 18時) (レス) id: 43358ce23f (このIDを非表示/違反報告)
ペンギンサン(プロフ) - すみませんコメント失礼します。間違いなら申し訳無いのですが｢陣上に勝負｣ではなく｢尋常に勝負｣だと思うのですが…… (2019年4月26日 17時) (レス) id: 87e8993c96 (このIDを非表示/違反報告)
お豆さん - あいさん» ありがとうございます!そう言ってもらえるとは！ギャグに今後も力を入れていこうと思いますのでよろしくお願いします。 (2019年4月9日 13時) (レス) id: 43358ce23f (このIDを非表示/違反報告)
あい - めっちゃ面白くて何回も読み返しちゃいました笑笑これからも頑張ってください！続き楽しみにしてます！ (2019年4月8日 21時) (レス) id: 037a60fd8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お豆さん | 作者ホームページ：http://ukaitue
作成日時：2019年2月21日 0時
