イケメンにストーカーされて困っています【名前変換オリジナル】

ストーカー3日目 ページ3

「とりあえずここが僕の家だよ！！」






…家なんてどこにもないけど






「どうしたの？」






「あ、いや…家なんてどこにもないじゃないですか」






「やだなぁ！Aちゃんボケれるんだね！10年間ストーカーしてて初めて気付いたよ！！ここここ！このマンションだよ〜」







「え…！？でっか！！！！！！」






それは私がストーカーの前で素で喋ってしまうくらいに大きな…そして綺麗で…いやもうなんて表せばいいかわからないくらいのすっばらしいマンションでした





「Aちゃんにそんなに驚いてもらえるなんてうれしいなぁ！ささ！中へどうぞ」







待って！！私なんでこんなのこのことこいつの後をついてきてしまったの！？






家どうぞとかあり得ないから！！！







殺されるかもだよ！！






そう考え始めたら止まらなくなって嫌な想像ばかり出てきた






いくら顔がイケメンでも！
ストーカーの家に入るとかあり得ないから！！





「今日は…帰ります用事思い出したので」






とりあえず言えた！そしてダッシュで帰ろう！！






私が走り始めようとすると





がしっ







腕を掴まれた







「なんで逃げるの？」






いや…いきなり真顔はやめてくださいこわい…






「用事思い出しただけです」







「何年君のストーカーやってきたと思ってるの？嘘ついたらすぐに分かるよ？」







いやいやいやこわい！！！！






「だって！！！ストーカーの家に入れなんて言われたら誰だって逃げるでしょう！！！！！」







涙目になりながら言ってやった

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