少し早いのですが最終章 ページ17
「ネェ〜Aチャン。」
『ん?どうしたの?』
「アノサ.向こうの世界に帰りたくナイカイ?」
『え?そんなことないよ。皆といてとっても楽しいし!だからここにいるよ!』
「嘘をツクナヨ・・・本当は、アチラノ世界にいるトモダチに会いたい癖に・・・」
『私だって、友達に会いたい・・・でも、そんなこと言ったら皆が傷付いちゃう。どうしたらいいの?』
「やっほー!アホロア!僕だよカービィだよ!おいこら開けろや卵!」
「ナンダヨ・・・ボクは今悩んでるんダ。邪魔だけはシナイデネ」
「なんだよ。一人で悩むなよ。僕が力になってやってもいいのサ?」
「あ、マルク。」
「実はｶｸｶｸｼｶｼﾞｶ・・・」
「そんなの強引にしたらいいじゃん。」
「いや駄目だろ!」
「本人に話を聞くしかないのサ。行くぞ!」
「おーーいA〜!」
「Aちゃん〜!」
「話を聞かせてほしいンダ!」
『皆・・・』
『私ね、皆とは離れたくないけど、私の世界の友達にも会いたいの。家族だって・・・』
「そうだったのか。」
「帰りなよ」
『えっ』
「僕らのことはきれいさっぱり忘れ去って、家族、友達、皆に会いに行ってよ。」
『で、でもそしたらカービィ達との思い出が・・・』
「いいんだって!ほら、アホロアあれ出して!」
「わかってるって。ハイ、これを被れば記憶を一部だけ消せるンダ。だからボクラといた記憶だけを消せばイインダ。」
『・・・』
「はいそれじゃーカウントダウン!」
「3!」
「2!」
「1!」
『ごめんね皆・・・そしてありが・・・』
「行っちゃったね・・・」
「べ、別に寂しくなんかないのサ!」
「そ、ソウダヨ!ボクにはローアがいるシ・・・」
「ごめんねA、記憶を消されても、君のことは忘れない!絶対に・・・。」
「モウ、後戻りはデキナイ。アリガトウ。A。」
――これが、とある少女と平和な国の小さな物語であった。
終わり←第三章 そのよん
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みーたん - 大王に可愛子ちゃんと言われた(ネタバレ) (2020年5月21日 8時) (
レス) id: c9387e4176 (このIDを非表示/違反報告)
IROHA(いろは)(プロフ) - 面白い星カビ小説に出逢いました。キャラが可愛い！ギャグセンス満点！！読めて良かった、作者様にいいね！×1000 (2020年3月26日 22時) (レス) id: a7aa44cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ABC48 | 作者ホームページ：http://ないんだよぉ(泣)
作成日時：2020年1月1日 16時
