ドＳ先生と純粋な俺〔 ym × in 〕

試行錯誤２３ ページ23

ほら、やめておけばよかった。

昨日切りに行った帰りも、今も

すごく通行人に見られている((

てかだいちゃんまだかな、。

いつものバス停で待ち合わせ中。

必ず五分は遅れてくる癖直してよね((


「いのちゃ〜ん！！ごめんごめん、待った？…ってうおぉぉ！？？」

「遅いし」

「ほら！！やっぱし切ってよかったじゃん！」

「あぁ、髪？変だよねこれ。染めてもらったりもしたけど…」

「いやいや、めっちゃくちゃ似合うよ！？」

「え、？ほんとに…？？」


思っていたものとは違う反応。

絶対に変だって笑われると思った。


「ほら！！俺の言ったとおりでしょ？目もちゃんと見えてるし、…って、耳は？耳はどこ行ったんだよ」

「やっぱり耳は…」

「ダメだよ。出して」


だいちゃんが俺の髪を耳にかける。

も〜…余計なことしなくていいのに((


「ほらほらほら。ちょー可愛くなったよ？」

「…」

「やまちゃんもこれでおちるんじゃない？♡」

「そうかなぁ…って、もう八時じゃん！？だいちゃん、遅刻する！！」

「あぁあぁぁあ！？？急ぐよ！！！！」


俺はいいけど

だいちゃんは遅刻したら

担任に大目玉くらわれちゃう…。

急ぐって言っても

バスだから急げないんだけど(笑)

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