ドＳ先生と純粋な俺〔 ym × in 〕

体育祭１２ ページ12

「ん、…」


起きるとそこには真っ白い天井。

あ、俺倒れたんだ。

だいちゃんに抱えられたの覚えてる。


「お前…薬飲まなかったのか、！？」


山田先生が俺に近寄る。


「のま、なかった、。…忘れちゃった、」

「ほんと気をつけろよ、。有岡が泣きながらお前を運んできて…何事かと思って話聞けば、。ムリしすぎだから」


頭をコンッて叩かれた。

なぜか叩かれた部分だけ熱をもっていた。


「ごめん、なさい…」

「しーかーもー。また朝めし食ってきてねーだろ？昨日言ったのに。ばか」

「だいじょーぶかなー？って、。」

「次は気をつけろよ？？ん、」


そう言ってコーヒー牛乳を渡された。

その時に触れた手の部分も熱くなった。

なんでこんなにドキドキするんだろ、。

変なの…。


授業が終わるチャイムが鳴った。

チャイムが鳴り終わってから

五分も経たないうちにドアが開いた。


「やまちゃん、！？いのちゃん起きた！？？」

「ん」


俺のことを指出す山田先生。


「いの、ちゃん…」


腰から砕け落ちるだいちゃん。


「だいちゃん、泣かないで？(笑)俺は大丈夫だから、ね？？」

「んーん…俺のせいだよ、。俺が薬の存在に気づいてたらこんなことにはならなかったもん、」


だいちゃんの目からは大粒の涙。

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