フシギなセンパイ〔 yb × in 〕 (ページ36)

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パイセン《３６》ページ36

「あとは煮込むだけ〜。
　慧くん、薮のところに行ってていいよ？」

「はい・・
　ロクに手伝えなくてすいません、(笑)」

「全然そんなことないよ！？
　助かった、ありがとね。」

今にも星が飛んできそうなくらいの
キラキラスマイル。

さすが・・。

「なぁ、できたのか？」

「あ、今光先輩がやってくれてます。」

「ふ〜ん・・てか、そのエプロンもう外したら？？」

「あっ、は、外します！！」

オレは急いでピンクのエプロンを外した。

恥ずかしかった・・。

「ちゃーんと光の画像フォルダに収めてあるみたいだからあとで送ってもらうわ。」

「な、なんでですか！？
　いいですよオレの写真なんて・・。」

「かわいかったから。」

宏太先輩は
そう言うとキッチンの方へ歩いていった。

オレの心臓が早くなる。

なんか最近、こういうこと多いんだよね、

もしかしたら病気なのかな・・。

宏太先輩アレルギーとか、？←

うん、あるかもしれない。
だって、宏太先輩と喋ってるときに心臓は早くなるんだから。

そうだとしたら、どうしよう・・。

マスクとかしたらいいのかな？←

ふふっ、と１人で笑っていると

「慧くーん、できたよ？おいでー！」

「はぁーーいっ。」

すでに更にはカレーが盛り付けてあって
さっき宏太先輩は光先輩のお手伝いに行ったんだと関心した。

ほんとはオレがやらなきゃいけなかったのに・・。

宏太先輩アレルギーのせいだ！！

誰か治す方法を教えてください・・。