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パイセン《２２》 ページ22
「いのちゃん！！
今日も薮パイセンのところ？」
「しっ・・！大ちゃんってば声おっきぃ・！！」
「ごめんごめん(笑)」
「今日はパン買ってこいって言われてるから行かなきゃ・・」
「おっけ！楽しんできてね」
「楽しめるわけないでしょ！？」
「じょーだん(笑)いってら〜」
大ちゃんは呑気に手なんか降ってる。
パン買ってこいって言われて
楽しんできてねってなんなの！？
大ちゃんに行かせようかな〜・・なんて。
あ、早く行かないとなくなっちゃう。
・・あ！！？
なんのパンがいいか聞くの忘れた・・。
ていうか残ってるのこれしかないからこれでいっかぁ・・。
＿＿＿＿＿
「なんでメロンパン？(笑)」
「これしかなくて・・」
「オレメロンパン好きなんだよね。
ありがと。」
宏太先輩は袋を開けた。
メロンパン好きでよかった・・。
「じゃあ・・オレはこれで・・」
「ん。」
「ねぇ〜やぶぅ〜〜・・
あれっ？慧くん。なにしてんの(笑)」
「光先輩・・。
宏太先輩に呼び出されまして・・」
「また呼んだの〜？？(笑)
あれ、薮それ＿＿＿＿＿。」
「光、なにしにきたの。
慧、もう行っていいよ。」
「え、あ・・はい。」
なんか・・オレ邪魔だったのかな。
呼んだのはそっちなのに。
「あれ、帰ってくるの早かったね？」
「まぁねっ。」
たったあれだけのことで・・。
人使い荒すぎ・・！
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作者名：ろんろん | 作成日時：2017年4月23日 2時
