パイセン《２１》 ページ21
「ふ〜ん・・そんな口きくんだ＿＿＿＿。」
「ん・・！？」
オレは一瞬
なにをされたか分からなくなった。
今のなに・・？
柔らかいものが唇にあたって・・
宏太先輩の顔がドアップで・・。
って、これってキス・・！？？
されたことをやっと理解して
顔が熱くなる。
「セカンドキスげっと〜。」
「さ、さいてー・・！」
「ファーストキスも、セカンドキスもオレってめちゃくちゃラッキーだと思うよ？」
「全然ラッキーじゃないです、！！」
「ふ〜ん？」
「もう、行きますから・・！
さよなら！！」
教材室のドアを荒々しく閉めた。
ほんとにさいてーほんとにさいてー・・。
ファーストキスはとられたけど
セカンドキスは守ろうと思ったのに・・！
簡単に奪われたよ・・。
「いーのちゃんっ。おっはよ。」
「だいちゃん・・おはよ。」
「上から降りてきたってことは・・
また薮先輩からの呼び出し？(笑)」
「朝っぱらからだよ？
しかも・・ほんっとにありえない。」
「楽しそうでいいじゃん♪
なんの面白みもなかった学校生活に華が咲いたって感じ？？
なーんかワクワクするし！」
「いやいや・・実際にコキ使われて見なよ・・そんなこと言えなくなるから」
「えぇ〜そうかなぁ・・。
でもたらしっていうのが残念だよね」
「すべてがざんねん」
なんでこんなことになっちゃったの・・。
まぁオレが悪いのか((
いつになったらケガ治るの？
いつになったら奴 隷じゃなくなるのーーー！！
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作者名：ろんろん | 作成日時：2017年4月23日 2時
