音駒高校祓魔科仁【ハイキュー!!】 (ページ6)

今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:830 hit

第3話ページ6

「…ネコ、ネコ！」

今は非常階段に出て逃げようと思ったところ、さっきのやつの仲間がいたから影に隠れているところだ

ネコを呼んでみてもいつものように反応はない

…なんでだ？

そう思いつつも今はゆっくりしている暇はない

蛍を探すためには誰かを人質にとって、ついでに聞き出すのが1番いいだろう

そこで私はさっきのやつが1番弱そうだったということに気づく

「～～～」

もう、なんで寝起きで走らなきゃいけないのか

ネコも呼んでも反応はないし、仕方なく私はまた向こうの様子を伺おうと少し顔を出す

「！？」

…あれ？いない？

先ほどまでそこに立っていた黒髪長身男がいなくなっていた

何事かと立ち上がりそろりと歩き出した瞬間

ガクッと膝を押し出されそのまま何かに倒れ込む

？？？

「んぐっ!?」

そして口を押さえ込まれ顔を上に向けられると、見覚えのあるにやけ顔があった

「こんにちは」