音駒高校祓魔科仁【ハイキュー!!】 (ページ4)

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第1話音駒高校祓魔科ページ4

「ん…んぅ…」

暇つぶしにゲームをしていると、隣のベッドで寝ていた女の子が目をさます

「あ、おはよう」

一度ゲームを中断してそっちを見たが、女の子は眠そうに目をこすり、掛け布団の中に潜ると動きが止まった

「…え、起きないの？」

普通こういうのって部屋が変わっていることに驚くという物語の始まりを示すものでは…？

ゲームに例えてそう考えながらゲーム機に再び電源を入れる

あの日から3日と半日が経った

普段から魔法を使った反動で眠り続けることはあるらしい

だからあれだけ派手にやれば寝続けるのもわかる

ただ、面倒なことに先生やコーチから月島 Aから目を離さないようにと仰せつかってしまったせいで、俺とクロと夜久さんで交代で見張らなければいけない

寝る時もその隣にあるもう１つのベッドだ

というか、俺たちはこの高校の寮に入っているのだが、問題なのはここが男子寮の2人部屋(夜久さんとクロの部屋)ということではないだろうか

「ふあ～～」

…まぁでも、そんなことより、今日は休日

それに天気も良く、窓の近くにいると眠くなってしまうものだ

しかしクロたちが戻っくるまでは寝てはいけない

そう思っても瞼が言うことを聞くことはなかった