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第37話 ページ49

さとみside




俺、、こんなに意気地無いやつだっけ?

自分の愚かさに嫌気がさしてくる。


結局は口だけかよ……

内面はなにひとつ成長してねえじゃん



でも…1個だけ言い訳させて、

状況が悪すぎる。


普通もっと運命的な再会だったらさ、、

[妄想劇場]

さ「俺ずっとお前に会いたかった…」

貴「ほんとに?
また会えると思ってなかった…。」


さ「俺もだよ。1秒もAのこと忘れたことない」

貴「私もさとちゃんが大好き!」

[[完]]

で終わるはずなのに……


でも最後に連絡先だけ知りたい、、

あぁ、でもA忙しそうだし。


よし一か八か聞くしかねぇよな?
さ「…あ、Aあのさ」

貴「さとちゃん!ごめんね今急いでるからゆっくりお話できないんだけど……」


さ「あ、そっかあ。また今度な」

貴「うん、あ!でも、、」


言いかけて小さなメモにペンを走らせる。

貴「これ、私の連絡先。これでいつでもお話できるね!なんちゃってw」

と言って俺に紙を渡すと同時に俺の手を握って、

貴「本当に会えてよかった。
今度はゆっくり話そうね!ついでに昔ばなしも、」


さ「……?あ、あぁ。」

俺が見えなくなるまでずっと手を振る彼女が愛しい。


さ「可愛い…」


こ「随分でれっでれじゃないすか、さっさんw」

いつの間にやら現れたころん。


さ「まあな。」

ただ、今でも自分が鼻の下をのばしてると思うと、
心底嫌になってくる。


こ「……でも、あの子あほだけど意外と人気あるし、盗られないようにね、さとみくん」

さ「分かってるよ…」

そりゃあんなに可愛くなってんだ。

あんな獲物見せられて誰もほっとくわけない…


さ「ちなみにころんはあの子どう思う?」

えっ?!と驚くころん。

こ「そうだねぇ……まあ、顔は可愛いと思うよ」


……。
さ「俺帰るわ。」

こ「ちょっ、おい!冗談だって。」


こ「…なんか他の子とは違うと思う。
おもしろいねあの子」

確かに昔からだけどAは他とは違う性格してる。

特殊っていうの?
でも、自分のことは二の次で他人のことばっか。。

こ「さとみくん幼馴染なんでしょ?
小さい頃のA教えてよ、」


さ「なんでだよ…」

こ「僕も興味でちゃったかも、Aちゃんに…」


それって…
さ「Aが気になってるってこと?」

ころんは静かに笑って、
こ「さぁね、、どうだと思う?」


どういう意味なのかさっぱりだ。




こ「まあ、じゃあね。」

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作品ジャンル:恋愛
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なこ(プロフ) - そうなんですか?!トロンボーン良いですね、憧れます!今年は木管勧誘頑張ります…! (2020年4月22日 0時) (レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です!!ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミントル x他2人 | 作成日時:2019年2月16日 15時

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