第34話 ページ46
ころんside
早く来てしまった……。
「放課後委員会とかだるいんだけど、」
ぼそっと独り言をつぶやく。
高校に入って1週間。
何ひとつ良いことがないのは僕だけでしょうか。
学校は遠くなる。
女どもは中学同様うるさい。
るぅりーぬにはパシリにされる。
あのぼけっとした女のせいで足怪我する!
致命的だ……
これも全部、高校生活を楽しめないせい
僕の青春は一生お預けだ。
?「ねえ、放課後委員会とかだるくない?」
いつの間にか後ろにいた女が話しかけてくる。
そんなこと当たり前じゃん。
ゆっくり後ろを向くと、
…!?
こ「お前あんときの危なっかしいやつ…」
そう言うと相手も気づいたのか
顔を真っ赤にして、
?「あ、いろいろと迷惑おかけしました…」
しばらく沈黙が続く。。
?「あのさ、名前教えてくれない?」
こ「言いたくないっていったら?」
しばらく言葉に詰まる。
?「……諦めます。」
こ「ぷふwwwwうそでーす。」
こいつおもしろい、
僕がいうことひとつひとつに反応してるw
こ「金子 論。ころんって呼んで、お前は?」
貴「……蒼井です。蒼井Aです…」
まだ敬語は抜けない。
てか、蒼井 Aってるぅりーぬが惚れたっていう女?
顔そんな見なかったけど、、
こ「ふーん、可愛いじゃん。」
貴「なっ////」
確かに顔は可愛いけど、
いつもの女どもと一緒なら変わんないよな
貴「…ころんくんもかっこいいですよ。。
私のタイプかも」
こ「…………ん!?」
え、待って。こういうタイプ?
しばらく固まってると、
貴「…嘘です!さっきのお返し。」
こ「おまえ…」
貴「でも…かっこいいってのは嘘じゃないです。」
こ「……。」
なるほどね。
これなら理想が富士山級のふたりも落ちるはず
あ、いいこと思いついた。
僕があのふたりのどっちかにこの子をくっつけたら
パシリから解放のチャンス!
なら、
貴「あ、あのその足って」
こ「これは、君を守ったときのやつ。」
貴「あわわ、ごめんなさい!今度お礼します!」
チャンス到来。
こ「言ったね?
じゃあ来週の委員会の帰り、空けといて。」
貴「そんなので良かったんですか?」
こ「それじゃなきゃだめ。」
貴「分かりました。約束です!」
指を差し出してくる。
こ「なにこれ。」
貴「なにって…指切りですけど」
こ「…wwやっぱお前おもしろい」
貴「……?」
こ「約束ね。Aちゃん」
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いぬにやさしく
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なこ(プロフ) - そうなんですか?!トロンボーン良いですね、憧れます!今年は木管勧誘頑張ります…! (2020年4月22日 0時) (レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です!!ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミントル x他2人 | 作成日時:2019年2月16日 15時