第32話 ページ44
Aside
貴「そ、そのちなみに美玖ちゃん。
王子達のお名前は？」
中「なに分かってること聞いてんの。
一応、全員言うよ？さとみ先輩、ななもり先輩、ジェル先輩……」
ん、待て。知ってる名前が
貴「あのさっきジェル先輩って言いました？」
中「言ったけど、まさかAジェル先輩とも喋ったの？」
もちろん、お昼もご一緒しました！
なんて言えるはずない。。
貴「そんなわけないじゃないですかー(棒)」
中「…そう。じゃ新入生の王子様は、
ころんくんと、るぅとくん、莉犬くん以上！」
貴「まじすか。」
中「まじです。」
じゃあばっちり近づいちゃってますね()
あ、でも美玖ちゃんもそしたら同類じゃんね。
あのるぅとくんと喋ってた女子も黒リボンだったし
貴「でもさ、美玖ちゃん黒リボンじゃないよね。
私と同類じゃん！」
中「いやいや、私あるから。」
スカートのポッケから出た黒リボン…
貴「で、でもなんで美玖ちゃん付けないの？」
中「付けてるとさ見栄っ張りみたいで嫌だから。」
そういうこと。って納得してる場合じゃないよ！
貴「私どうしよ。急に喋らないとか態度悪いよね。」
そんな私を見ながら、
中「しょうがないからダミー貸してあげる。
私も、ダンスの大会で入賞するまでずっとこれで誤魔化してたから。」
だった。ってこれ高校からの制度じゃないの？
中「この制度は中学からだったから。黒リボンもそこからなんだよね。
私が実際に黒リボンとったのも中3だから。」
貴「ふーん、じゃあ美玖ちゃんと王子達は中学一緒なんだね。」
中「そうだね。」
ダミーまで作ってまで話したかったんだ…
もしかして美玖ちゃん王子達の誰か好きだったのかな
貴「ちなみに美玖ちゃん誰が好きだったの？」
中「あ、え///さとみ先輩かな。」
さとみ先輩…？
まあ、そんなことあるわけないか
さとちゃんではないよね。
ただ名前が同じなだけ。
中「ねね、でさ結局るぅとくんと莉犬くんどっちが好きなの？」
今に至るわけであります。
貴「え、えぇ。。」
まだそんな月日が経つわけじゃないし恋愛感情で見てないんだよな。
貴「だいたい制度があるからそういう恋愛だめでしょ？」
中「いや？王子様が恋しちゃった場合は一気に制度外れるよ？」
え？そういう？
貴「でも王子は私のこと好きじゃないでしょ」
中「わかんないよ〜？」
いや、ありえない。
中(これだからあのふたり気の毒だ…
天然すぎるのも罪だね。)
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いぬにやさしく
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なこ(プロフ) - そうなんですか？！トロンボーン良いですね、憧れます！今年は木管勧誘頑張ります…！ (2020年4月22日 0時) (
レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です！！ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミントル x他2人 | 作成日時：2019年2月16日 15時
