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第26話 ページ38

貴方side




こんなに甘やかされるとついつい甘えたくなる。

やっぱり少し寒いし……
貴「ごめん、るぅとくん…」

る「なんですか?」


貴「……寒くないですか?」

る「僕はそんなに、」

貴「あ、ですよね。」

る「……?は、はい」


だめだ。
私は可愛くぎゅーをおねだりなんてできない←

これはどうしたら…

貴「る、るぅとくんは最近悪い夢見ないの?」

る「んー、夢自体そこまで覚えてないので」


貴「そ、そっか。」

あ、いいこと思いついた!



すっごい頭悪い考えだけど…


貴「んじゃあさ、私がこれからもるぅとくんが悪い夢とか見ないようにその…さっきのやってあげる。」

る「え?あ、その!」

止められた( ;꒳; )

だよね。さっき自分から辞めといて今さらだよね。


る「あの、そういうのは!」

言いかけて、、
さっきの感覚が蘇ってくる……

暖かい手の温もりが私を包み込む。

る「僕からやらせてください…だめですか?」

待って、さすがに可愛い…

それと心臓がもたない。


貴「るぅとくんって凄いね、なんか…」

る「なんですか?それw」

貴「え、なんていうか人をドキドキさせる天才。」

だからモテるんだよね
ほんとすごい…

る「…てことは、Aちゃんもドキドキしたんですか?」

貴「……!」
普通に図星を突かれて、びっくり。

る「やった。」


私がただひたすらに赤くなっていると、
る「とにかく、何かあったらすぐ僕に言ってくださいね。。」

貴「うん。ほんとありがと…」


ふと向かいの時計を見るともう終わりの時間。

貴「もうそろそろ保険の先生帰ってきちゃうかな」


こんなとこ見られたら普通に誤解されるw

貴「じゃあ、お互いのためにも今回の事は忘れよう。」

る「そう、ですね。」

何故か、少し残念そうなるぅとくん。


先輩に貰ったメモはそっとポケットに隠す…

未だに私、先輩のこと気にかけてたなんて


ありえない。。

る「あ、Aちゃん」

貴「ん?」

急にそう呼ばれると、彼は小悪魔みたいな表情で
る「僕は今日のこと覚えてますね?」


貴「なっ⁉」



彼はこの日から小悪魔になったのかも知れません。

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作品ジャンル:恋愛
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なこ(プロフ) - そうなんですか?!トロンボーン良いですね、憧れます!今年は木管勧誘頑張ります…! (2020年4月22日 0時) (レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です!!ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミントル x他2人 | 作成日時:2019年2月16日 15時

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