さとみくん〜過去編〜 ページ24
さとみside
琴「ただいま〜!さと兄」
さ「ん、お帰り」
元気よく扉を開けて、帰ってきたのは俺の妹琴音。
午前の授業しかなかったために帰りは早い。
琴「まぁた、げーむやってるし。。これから友達来るんだから、片付けてよ!」
小2の琴音はよく友達を家に連れてくる。
その度に、俺は遊びに行く。
小3の俺がせいぜい行ける所というと、コンビニか友達の家ぐらいだけど。
さ「琴音、俺出かけるからゲーム機勝手に使ってていいよ。」
どうせ友達とゲームするんだろうから、
そのままにしとくか。
琴「今日さと兄も家にいて。」
さ「は?なんでだよ。俺いてもつまんないだろ」
珍しいな。いつもは、「さと兄はどっか行ってて!」って言うのに。
琴「友達にさと兄のこと話したら、会いたいって言ってるの。
だから今日だけさ、ね?おねがーい」
ほんとこいつは。。
でも琴音の友達に会ったことなんてないのに。顔も知らないはずなのに、なんで会いたいなんて。。
……ピーンポーン
琴「あ、来た。」
さ「はやっ!」
とりあえず簡単にゲームは片付けとくか。。
玄関まで行った琴音は、楽しそうに友達の子と喋っている。
琴音にほんとに友達いたんだ←
しばらくしてリビングに友達を連れてきた琴音。
その友達とはというと、
少し肩につくぐらいの髪の毛を少し残し、上の方にくま耳でリボンをつけていた女の子。
目はぱっちりしていて、びっくりするほど色白。
ひとことで言うと、まさに綺麗な女の子だった。
琴「紹介します!同じクラスの蒼井Aちゃんです!」
貴「よろしくお願いします!琴ちゃんのお兄さんですよね?」
さ「あ、はい。。」
近くで見るともっと可愛い。
そんなことを考えると反応が鈍くなり、琴音に睨まれる。
琴「さと兄見すぎ。デレデレしちゃって気持ち悪い。。」
ほんと可愛くない妹だ。
貴「琴ちゃんが言ってた通り、めっちゃかっこいいお兄さんだね。
私もこんなお兄さん欲しいな。」
琴「良ければ貰って貰って。さと兄うるさいし、うざいけど」
なんで俺こんな言われないといけないんだろ。
さ「あ、俺も自己紹介。桃井聡見です。呼び方とか勝手につけて。よろしくね。Aちゃん」
貴「よろしくお願いします!呼び方、、
さとみくん、さと、、さと兄、、あ!さとちゃん。」
さ、さとちゃんか。。
これが君と俺の出会い。そして俺の初恋。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーすとぷりカルタ
いぬにやさしく
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なこ(プロフ) - そうなんですか?!トロンボーン良いですね、憧れます!今年は木管勧誘頑張ります…! (2020年4月22日 0時) (レス) id: 99b6659b05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - 私も卒業してしまったんですけど吹奏楽部です!!ちなみにトロンボーン吹いてます。逆に私の学校木管が人気すぎて金管に全然来ないんですよ、羨ましいです(><) (2020年4月18日 10時) (レス) id: 82794a52c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミントル x他2人 | 作成日時:2019年2月16日 15時