11話 ページ12
Aside
────久しぶりにあたたかい夢を見た気がする。
目を開けると、見慣れない天井に不安を感じる。
(ここどこだろう……？僕は何してたっけ……)
きょろきょろと辺りを見回すが目に入るものどれもが見慣れないものばかりであった。
(あったかい…それに、なんだかいつもより痛くない)
────────────────ｶﾞﾗｯ
？？？「あ！お目覚めのようね。気分はどう？」
(誰だろう……？怒られないし、鳥さんもたくさん……)
？？？「……？どうかした？」
A「…っ」ﾌﾙﾌﾙ
香山「あぁ！名前をまだ言ってなかったわね。私は香山睡よ。貴方の名前も教えてくれるかしら？」
A「……A810？…えいと？」
香山「んー…それもいいんだけど…お父さんやお母さんにはなんて呼ばれてたの？」
A「A」
香山「あら！素敵な名前ね！じゃあAちゃんって呼ぶわね」ﾆｺｯ
ｺｸ (お名前で呼ばれるの久しぶり…！嬉しい！)
”かやま”というきれいなおねえさんは名前を教えただけでとても嬉しそうに笑っていた。
香山「Aちゃんに紹介したい人がそろそろ来ると思うんだけど………あ、来たみたいね！」
──────────────ｶﾞﾗｯ
？？？「……失礼します」
────────────────────────
補足
周りに飛んでる蝶というのは、主人公が無意識に人を判断する時に見ている、主人公にしか見えないもの。
むしのしらせじゃないですけど、いい人の周りには動物寄ってくるみたいな……？野生の勘……自分に対して害のない人程周りに沢山蝶が舞ってる
逆にやばい人には悪夢の方の蝶が飛んでる
主人公に関心のない人(？)は何もいない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2022年12月17日 20時
