藍沢先生が体調不良２(リクエストOK)

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緋山side


藍沢が撃たれてオペは成功して新海先生が言うには頭は打っていたものの脳に異常はなく後遺症が残る恐れは低いと言っていた。



ＩＣＵで眠っている藍沢はどこか苦しそうでこっちまで不安になってくる。



それでも『大丈夫、大丈夫』自分にそう言い聞かせた。





もう藍沢が撃たれてから１週間がたつ。



名取は暇さえあれば藍沢のところにいてその顔はすっごく暗い。



どうしたんだろう？と思って医局に呼び出して藤川と冴島と３人で聞いてみると名取はポツリポツリと話し始めた。




名取「藍沢先生が撃たれたあの日藍沢先生は３９度ほどの熱があったんです。本当は前日から体調が悪かったらしく藍沢先生は我慢してたらしんですけど帰れる時間になって藍沢先生が帰ろうとすると緊急オペに呼ばれて結局、帰れなかったらしくて……オペのあと藍沢先生と仮眠室であったんで問い詰めたら頭が痛い、寒いっていってて点滴を打って寝かせたんですけど４時間くらいしか寝なくてきつそうだったのに「大丈夫だ」ってオペに入ってその後、撃たれたんです」





藤川「なんで誰にも言わなかったんだ？」





名取「藍沢先生はだれにもいうなって言ってたんです」





緋山「………」





名取「すみません。俺は藍沢先生が体調が悪いって知ってたのに……俺が止めてれば…こんなことには……」





冴島「藍沢が体調が悪いって自らいうなんてめったにないんです。藍沢先生も名取先生に打ち明けたことで少しは楽だったんじゃないですか？」




名取「………」





藤川「どうせ藍沢に仕事させてくれって言われたんだろ？」





名取「……はい…でもなんで？」





緋山「あいつ……藍沢は体調悪くても仕事をしようとするのよ」




名取「………」





緋山「責任はあんただけじゃない。そもそもあんた以外は藍沢の異変に気付かなかったみたいだし……藍沢の事が心配なら泣かないで、起きた時のために笑顔で迎えてあげたら？」





名取「……はい！」






藍沢がそんなことになってたなんて……






名取が藍沢のことで落ちこんでたけど笑顔をとり戻した。



______________笑顔



私たちも藍沢が起きた時『笑顔で迎えよう』そう冴島と藤川と約束した。

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