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藍沢side
トイレから出てふと時計を見るとそろそろオペの時間になるため脳外へ向かった。
今回のオペは新海の代わりに入るオペ。
患者家族がギリギリまで手術を認めず進行してしまい、いつ急変してもおかしくない緊急性の高いオペになったため今日やらないわけにはいかず代わりに俺が入ることになった。
難しいオペのため西条先生と共同オペの予定になっているため心配はないだろう。
脳外に行くと西条先生がいて俺を見つけると手招きしてきたため西条先生の方に向かった。
西条「悪いな、代わりにオペに入らせて」
藍沢「いえ、仕方ありませんし」
西条「そうか、ところで藍沢そのマスクどうしたんだ？」
藍沢「!!……予防です……」
西条「予防？」
藍沢「感染症が流行ってきて実際、新海も体調崩してますし……」
西条「そうだな」
藍沢「新海の様子見に行ってきます」
西条「わかった。でもオペがあるから20分後には戻ってきてくれ」
藍沢「わかりました」
これ以上西条先生と話していると体調のことがバレてしまいそうだったため会話を打ち切った。
仮眠室に入ると
新海はまだ寝ていたがシーツがずれていて汗だくだった。
シーツを敷き直したり着替えたりするため新海を起こすことにした。
藍沢「新海！新海！」
新海「……ん…藍沢か…？」
藍沢「どうだ？体調は？」
新海「結構楽になった。もう寒くないから熱も下がってきてると思う」
藍沢「そうか。お前汗かいてるから着替えられるか？その間にシーツを敷き直しておく」
新海「わかった」
新海は自分で立って着替えられるほど回復していた。
俺はシーツを敷き直していたが立って作業をするのはきつくて常にどこかに掴まっていないとそのまま倒れてしまいそうだった。
それでもなんとか終わらせて新海を寝かせて俺は仮眠室を出て手術室へ向かった。
医局には西条先生はいなかったため先に手術室に向かったのだろう。
俺も手術室に向かい到着するとすぐにオペが始まった。
オペは特に問題なく進み開始4時間ほどで無事に終了した。
オペが終わった頃には5時をまわっていて少し書類整理をして仮眠しようと考えていると西条先生に話かけられた。
西条「助かったよ、藍沢」
藍沢「いえ」
西条先生が隣で話しているが頭が割れるように痛くてフラフラして今の俺には平然を装って歩くだけで精一杯のため話の内容がまったく入ってこない
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ミッキー(プロフ) - 楽しく読ませてもらいました！！リクエストなのですが藍沢先生が酸欠と頭痛で処置中に倒れて入院する、入院してるときにも事務作業していて重度の貧血で階段から落ちてしまうみたいなのやってほしいです！ (2020年6月18日 14時) (
レス) id: 43ae38a228 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - sikaさん» 貴重なリクエストありがとうございます。わかりました。次に過呼吸の表現のある小説の場合はペーパーバッグで書いてみますね。 (2019年7月7日 16時) (レス) id: 9194933e72 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 毎回楽しませていただいています。過呼吸のお話ですが、対処法として酸素マスクが出てきていますが、実際酸素マスクは使いません。今後、過呼吸のお話がある際にはペーパーバッグを用いた対処はいかがでしょうか？楽しみにしています。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
sika - 昼間は軽い咳、夜には熱が上がるのが1週間ほど続き、ついに限界がきてしまう話をお願いしたいです。精神的にも身体的にも限界がきて、しんどすぎてベッドから起きれなくなり、同期が看病する中で涙してしまうようなものでお願いします。 (2019年4月26日 0時) (レス) id: 65340f9980 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - たっちょんさん» わかりました。頑張って書きますが、難しい症例なので色々違うところがあるかもしれませんが暖かい目で見て頂けるとありがたいです。 (2019年1月11日 14時) (レス) id: a6dbc40d34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明日香 | 作成日時：2018年12月22日 11時
