藍沢先生が体調不良２(リクエストOK)

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藍沢side


名取に体調が悪いことを指摘され否定したが立っていられなくなりその場に倒れてしまいそうになった。


名取が支えてくれて倒れることはなかったが完全に名取が俺が体調が悪いということに確信を持ってしまい、結局俺は正直に話したが名取誰にも言わないように口止めをした。


俺が口止めすることに対して名取は納得がいっていなかったようで少し言い合いになったが結局折れたのは名取の方。





名取「仕方ないですね。わかりましたでも勤務中少しでも倒れそうになったら必ず帰ってくださいよ？」





名取「どこがきついとかありますか？」





藍沢「頭が痛い……あと動くのがしんどい…横になってるのに眩暈がする」





名取「熱も高いですし点滴はしときましょう」





藍沢「あぁ」





藍沢先生は点滴を持ってきたときにはすでに寝ていた。


今日の当直は横峯、灰谷、冴島さん。


当直中に仮眠をとるような人はいない。


藍沢先生の苦しそうな呼吸が聞こえる仮眠室から急いで着替えようと更衣室へ向かった。




朝になってカンファレンスには藍沢先生は参加していない。



なぜなら朝一番からオペがあるから。


昨日の体調で大丈夫かな？


不安が残るなか俺もサポートで入るため準備を整えた。




オペが始まる前、藍沢先生に声をかけると「昨日よりもマシ」と返ってきたが顔には「休みたい」って書いてあるように隈がすごく顔色もよくない。



大丈夫なのか？今日のオペ？




そんな俺の不安は手術が開始されるとともにかき消された。




あんな高熱があるとは思わせないほどどんどんオペを進めていってあっという間に予定時間より一時間も早くオペは終了した。



やっぱり藍沢先生はさすがだ。きっと誰も熱があるとは思ってないだろう。



オペが終わり俺は真っ先に藍沢先生に話しかけた。




やっぱり体は正直で頭は痛いし、足が地面についている感覚がないと言っている。



そんな藍沢先生と医局に戻るため歩いていると……


「「「「「キャーーーーー」」」」」


悲鳴が聞こえたほうに走って行った。



そこには緋山先生や藤川先生、横峯、冴島さん、雪村さんもいた。


みんなの視線の先にいるのは拳銃と大きなバッグをもった藍沢先生より少し小さいくらいの覆面を被った人。




その覆面を被った人は藤川先生たちによるとお金を要求しているらしい。


ここには患者もいてみんなパニックになっている。

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