藍沢先生が体調不良２(リクエストOK)

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新海side



最近結構忙しくて昨日久しぶりに家に帰った。とりあえず眠くて風呂に入り軽くご飯を食べて寝た。





朝から体がダルく熱っぽかったが大丈夫だと思い少し無理して出勤していた。医局に入り席につくといつもはほとんど話しかけてこない藍沢が「お前、体調悪いか？」と話しかけてきた。





俺はとっさに「別に」と答えたが、大丈夫ではなく朝に比べて頭が痛い。





でも時間は待ってくれなくてあっという間にオペの時間になった。





オペを開始したがフラフラして頭が痛い……なかなか集中できなかった。



やっとオペが終わり手術室を出ると
視界が段々ぼやけてきてしゃがみ込んだ。



今日は頭痛で動きがゆっくりだったのか周りはもう医局に戻っていて誰もいなかった。



動けそうもなかったためどうしようかと考えていると……



？「新海!？どうした？」





新海「…藍…沢……？」





藍沢「あぁ、お前やっぱり体調悪かったんだろ？」





新海「………」





藍沢「ったく、とりあえず手伝うから脳外まで歩けるか？」





俺は体調がばれたためこれ以上は隠そうとは思わず身を藍沢に預けた。



にしても……藍沢あいつ相変わらず鋭いな…





そんな事を考えながらなんとなく歩いているといつの間にかベッドの上にいた。





新海「悪いな……」





藍沢「別に……」




藍沢は急変患者のオペに入って隣の手術室でオペをしていたらしい。
口に出しては言わないがあの場に藍沢がいなかったら本当にまずかった。





藍沢「ほら」





新海「えっ、あぁ」





藍沢はいきなり体温計を渡してきた。
なにも言わないのは藍沢らしいけどちょっとびっくりするよな……





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ





藍沢「何度だ？」





新海「38.1」





藍沢「そうか。お前のことは俺から西条に伝えておく。また数時間後、俺か西条先生が見にくると思う」





新海「わかった…」





♪♪♪♪♪〜



藍沢「……!!」




新海「………」





藍沢「悪い、ヘリの出動要請だ」





藍沢は一言言い残し走って部屋を出ていった。

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