３ 理由 ページ4
相「おせぇ」
貴「ごめん！仕事長引いた！！」
いつも二人で帰って家で過ごす。
貴「今日なにがいい？」
相「ハンバーグ。」
ご飯食べて、
テレビ見て、
お風呂入って、
寝る。
(あぁ、平和だ。)って思うんだ。
そして、たまに思う。
貴「消太はさ、私のこと『非合理だ』って思わないの？」
思いきって聞いてみる。
今日の夕食の鮭を分けながら消太はこちらを見やる。
しばしの沈黙が続く。
相「…何で。」
消太が口を開いた。
貴「だって、消太みたいに合理的じゃないし、仕事ガーッってできないし…。」
相「別に。俺だって全部合理性重視じゃないし、じゃないとこの仕事出来てないだろ。」
貴「うーん…。そうなんだけどさ…。」
もやもやした気持ちのまま、ご飯を口に含む。
相「それともなんだ、自分が俺に見合ってないとでも？」
…えっ！？ 嘘でしょ！？ばれてる！！
貴「！？ なんでっ…？！」
相「察しはついてたよ。」
貴「うん…、そゆこと。」
溜息をつく消太、なんかまずいこと言ったかな…？
耐えきれず、目線をそらす。
すると消太は私の頬を掴み、正面を向かせる。
貴「な、なに…？？」
相「あのなぁ…。俺がAを好きになったのはそういうところも含めてなんだよ。わかった？」
といい、そっぽを向く。顔を真っ赤に染めて。
(うわっ…！！耳まで真っ赤…！)
相「ったく…、恥ずかしいこと言わせんなよ…。」
貴「 …うん！ ごめんね。」
相「謝んな。」
貴「 っありがとう！」
悩む必要なんてなかったんだ。
だってこんなにも私のことを思っていてくれてるんだから。
貴「さっきの録画しとけばよかった…。」
相「ぜってーやめろ…！」
消太に赤い眼で睨まれたのはまた別の話。
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黒(プロフ) - 檍荼毬さん» ありがとうございます！ (2017年10月29日 22時) (
レス) id: 6744cf82e0 (このIDを非表示/違反報告)
檍荼毬(プロフ) - 黒さん» なるほど、そういうことですか！ありがとうございます！私でも理解できました。これからも更新楽しみにしています。 (2017年10月29日 9時) (レス) id: 755029c817 (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 檍荼毬さん» すみませんわかりにくい文章で…！えっと、”ご飯を作ってあげる＝ご褒美(チュー)をもらえる”ということになって、相澤先生は毎日チューしたいということを遠回しに伝えてきて、それに気づいて恥ずかしくなってしまったということです。解説これで大丈夫でしょうか…？ (2017年10月29日 3時) (レス) id: 6744cf82e0 (このIDを非表示/違反報告)
檍荼毬(プロフ) - 5話を読んだのですが、私の国語力はテストでいえば半分に近いレベルなのでよくわかりませんでした。簡単にでいいので解説をお願いします！私の頭が足りないばかりに申し訳ありません….。 (2017年10月28日 22時) (レス) id: 755029c817 (このIDを非表示/違反報告)
黒(プロフ) - 檍荼毬さん» 入れませんよね絶対…。大人の特権ですね。 (2017年10月28日 3時) (レス) id: 6744cf82e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒 | 作成日時：2017年10月2日 2時
