永瀬廉病系物語

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平野side
今日、キンプリのみんなで雑誌の撮影。楽屋で待っていると、なんとなーく廉の様子がおかしい。いつも騒いでる訳ではないから、最初は違和感がなかった。それは、海人も思っていたらしく、声をかけている。
海人「廉？大丈夫？」
廉「おん。ちょっと腹いたくて。」
腹痛か。胃腸炎が流行ってるし、様子見は厳重に。
海人「えー。マジで？胃腸炎とか？」
紫耀「このあとOFFでしょ？一緒に病院行こ。」
廉が病院嫌いなのは知ってる。でも、アイドルとしても、1人の友達としてもすごく心配だし、怖い。俺らに感染するかもしれないからね。Wゆうたも言ってるしね。しかも、目だけが笑うという怖い笑顔もあるしね。

撮影後

お腹の痛みが強くなってそう。吐き気も少なからずあるだろうね。
紫耀「廉、大丈夫？」
あ、口開いたら出てきちゃうのね。そう思って、袋を廉の口元にやったけど、引くとでも思っているのか、なかなか吐き出さない。仕方なく、背中を撫で、吐くように誘導した。
廉「オエッ。ゴホッ。ゴホッ。オエッ。」
5分吐き続けた。胃腸炎確定かな？マネさんに連絡済みだから、きりのいいところで移動しましょうか。

病院

医者「胃腸炎ですね。まあ、薬を服用していただいて、安静にしていれば１週間で復帰できますね。」
寝ている廉の変わりに、俺が聞いとく。
医者「あと、マスクもしておいてください。移ると大変なことになりますしね。」
紫耀「はい。わかりました。ありがとうございました。」

永瀬宅

車の中で起きた廉に事情を説明し、俺が廉の家に泊まることになった。あとでみんなは来るって言ってたけどね。
廉「寝とくる。」
ほーい。と返事し、お粥作りや、今までの台本をたまたま入っていたので読みまくったりと、比較的自由に過ごしていると、叫び声が聞こえてきた。いつもなら、こんな声出さないのに。

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