るろうに剣心～宗次郎様に愛を教わって～ (ページ3)

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私ページ3

「(人1)、朝食よ。」

「はぁい！！」
ドタバタと家の廊下を走るのは、
幼い頃の私だった。

食いしん坊で、
かなり活発な私は、
近所の中でも、有名人だった。

「美味しい！お母様、おかわり！！」

「はいはい。(人1)はよく食べるわね。」

運動神経は良かったけれど、

勉強はあまり優れていなかった。

だけど、学校へ行けば、友達は
沢山いた。

「(人1)、あっそびーましょ！」

「はーあい。」

だけど、ね、

「えっ！て、転校するの？！」
そんなの…、いやよ…！

「うん…、決まった事だからね…。」

でも、運のいいことに、
学校で、寮生活ができるから、
休みの時には、家族と会えるから、
幸せだった。

そんなある日。

学校で、護身術の授業があった。
「君、上手だね。習わないか？」

と、誘われたのがキッカケ。
そこで私は、本格的に
木刀を握った。

「もっと、強く！！！」
楽しくて、たまらなかった。

だけど、先生が亡くなった。

「ありがとうございました…。」

それからは、一人で、
「はっ！…はっ！」

練習するようになった。

それが、私のはじまり。