〜私達のドタバタな日常生活やんね♪〜

霊：５話【ゴリラのストーカー】 ページ17

〜〜恒道館(志村家)〜〜

近藤「一度や二度フラられたぐらいじゃ、俺は倒れんよ！！女はさァァ！愛するよりも愛される方が幸せなんだよって母ちゃんが言ってた！」

亭翔・美琴・カナヲ「「「(ゴリラに愛されても全然幸せにならないから・・・・・・)」」」

亭翔と美琴とカナヲはそう思っている瞬間、役人が来て近所に住んでいる人達の迷惑だから降りてこいと電柱をよじ登っている近藤の方を見て怒鳴り声を上げた。

役人「コラァァァ！何やってんだ！近所迷惑だ！降りてこい！コノヤロー！！」

近藤「お巡りさん！落ちつけェェ！！俺は泥棒は泥棒でも恋泥棒さ！！」

亭翔・美琴・カナヲ
「「「(いや、意味わかんねーよ・・・)」」」

役人「何満ち足りた顔してんだ！！全然うまくねーんだよ！！降りてこい！！」

今すぐ降りろと役人が怒鳴り声を上げてるが、近藤はそれを気にせずに志村家の和室にいるお妙の方を見てまた叫んだ。

近藤「お妙さァァん！！顔だけでも出してくれないかな〜！！」

亭翔「・・・・・・武装警察真選組の局長がこんなストーカー行為するなんてホント情けないわねェ。」

カナヲ「・・・どうする？」

美琴「一応、しのぶさん達に相談した方が・・・・・・」

亭翔達そう話し合ってる瞬間、お妙は不機嫌そうな顔して机に置いてある灰皿を取り出した。

お妙「・・・・・・・・・・・・・・・・・・(怒)」

近藤「！！」

縁側に出てきたお妙の姿を見た近藤は嬉しそうな顔して興奮しながら大声を上げた。

近藤「お妙さん！！」

その直後にお妙は手に持っている灰皿を思いっきりぶん投げて近藤の顔面に直撃した。

近藤「！！」

お妙が灰皿を投げつけてそれを顔面に直撃された近藤は気を失って電柱から落ちた。

亭翔「・・・・・・どうやら呼ぶ必要はなさそうね。」

カナヲ・美琴「「うんうん。」」


つづく

【大正コソコソ裏話】

亭翔「しのぶさんが志村姉弟が知り合ったのはお妙さんと新八さんが晩御飯を食べに行く途中に人喰い鬼が現われて襲われそうになったところをしのぶさんとカナヲに助けてもらってそれで志村姉弟としのぶさんとカナヲは親しくなって互いに仲良くなったんだよ。因みにカナヲはお妙さんを実の姉のように慕ってるらしいよ。」

紅：６話【しのぶの説教】→←霊：４話【ゴリラに求婚された？】

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